医事関連のテーマを中心に感じたこと、考えたことを綴っていきます

成功体験が動ける医事課員を作る【医療事務で大切なこと】

以前の記事で

「医療事務という仕事は患者の役に立ち、法人の役に立ち、院内の各部門の役に立つという人の役に立っている率がハンパない超やりがいのある仕事です」

と書きました。⇒⇒⇒働き方改革を理解する3つのポイント【仕事の仕方を考えよう】

ですが実際のところそのようなやりがい、仕事の喜びを感じることはなかなか難しい面があります。

何をもってやりがいと感じるか、また人の役に立っていると今感じているかというのは個々によって様々です。

新人の頃などは特に仕事へのモチベーションをどう維持していけばいいのか分からないという人も多いと思います。

今回はその為には成功体験が大事ですよということについて述べていきます。

成功体験が動ける医事課員を作る

結論

小さなことでもいいのでまずは成功体験を持ちましょう。

成功体験

成功と失敗

違う記事で成長するには挫折がセットです、

成功している時はそこから学べることはあまりなく対して失敗からは多くのことが学べますと述べました。

⇒⇒⇒挫折なしで成長なんか出来ない【倒れても起き上がればいい】

挫折と挑戦それが成長につながるのだと。

その主張に変わりはないのですがそこではこうも述べました。

”(中略)挑戦→失敗→倒れる→起き上がる→挑戦・・・と続けていけばいつか成功します。なぜなら理論上失敗なんて存在しないからです。大事なことはしっかり起き上がることです。それがないと次の挑戦につながりませんので。”

ここで言いたかったことは途中でやめずに続けることが大事、

起き上がって常に前に進んで行ければいつか成功出来るんだよってことです。

ですがそもそも続けられない、続けるほど気力がもたないっていう人も中にはいます。

だとしたら怖がらず失敗しろとか挫折しても起き上がればいいんだという主張は意味をなさない訳です。

そもそも論としてもっと手前の続けるということをどうとらえるのかという問題になります。

どうしたら続けられる?

「あの時諦めず頑張って続けたから結果を出せました」

「必ず成功すると信じて続けてきた結果今があります」

というようなことはよく聞く話です。

そうだよねって納得してしまいがちですが本当にそうなのでしょうか。

これって実は逆ではないでしょうか。

続けたから結果が出たのではなく、結果が出たから続けられたんじゃないかと。

結果を出した人、成功した人はとかく自分のことを美化しがちです。

これだけ頑張ったんだから、これだけ続けてきたんだから、と思いたいのです。

自分をほめたいのです。

それを否定する気はありません。とても自然なことです。

ですが実際結果が出ないのに続けられる人ってそんなにいないはずです。

何の成果も得られないままひたすら歯をくいしばって頑張り続けられる人ってほんとに一握りの人しかいません。

大多数の人はそんな結果が出ない状態がずっと続くようならば耐えることは不可能です。

きっとやめてしまいます。

つまり続けられたから成功したと思っている人も実は結果が出たから続けられたんじゃないかということです。

仕事が上手くいって成長する初期の段階には同僚や上司にほめられて嬉しいというステップがあるはずです。

たとえば、新人がレセプトを一生懸命見た結果上司から「よく見れている、よく勉強している」と言われればそれは嬉しいことであり、

もっとほめられたい、もっと精度を上げていけるように頑張ろうと思うようになります。

それが成長へとつながっていきます。

ですがその上司の評価が何もないままで地道に努力していくというのはかなり苦しいことですし、

それで努力を続けられる人ってかなり強いメンタルです。

しかしながらそんな人はほぼいないと思います。

何の結果も出ない、周りからも認めてもらえない状況でものごとを続けられるほど人間は強くないのです。

必ずそこには自分に自信を持たせてくれる成功体験が存在するのです。

成功体験とは

上記の通り人は大小の差はあれ成功体験の積み重ねにより学びを継続し続けることが出来てまたモチベーションを維持することが可能になります。

つまり成功体験を積むことで自信が持てるようになり一度成功体験を得るとさらに成功体験を得ようと努力していけるようになるということです。

成功体験のメリット

1.自信が持てる

これが1番大きいです。

仕事での成功体験の積み重ねは「やれば出来る」という自己肯定感、

自己効力感(⇒⇒⇒セルフ・エフィカシーって何?【自己効力感を持とう】

を得やすくなります。

冒頭の

「医療事務という仕事は患者の役に立ち、法人の役に立ち、院内の各部門の役に立つという人の役に立っている率がハンパない超やりがいのある仕事です」

というような実感を得ようとする為に必要不可欠なのがこの自己効力感(セルフ・エフィカシー)です。

これがあれば更に他のこともやってみようというアクティブな仕事の仕方が出来るようになっていきます。

2.主体的に行動出来る

上記の続きとなりますが思考が常に前向きになりますのでどんなことでも出来るだろうと思い主体的に行動出来るようになります。

更に行動する時もただ突き進むだけでなくこれまでの成功体験をもとに成功までのプロセスをしっかり考えられ行動出来るのでより早く成長することが可能になります。

一度の成功体験が未来を変える

自分を信じるか、自分に諦めるか

過去に成功体験がある人とない人とではその先の未来が全く変わってきます。

たとえば、外来レセプト担当をしていたAさんとBさんが同時に診療情報管理室に異動になったとします。

どちらも全くの未経験です。

ただ1点違うところはAさんは外レセ担当時に査定対策に取り組み成果を出して上司や同僚にほめられた経験があるのに対してBさんは特にそのような経験はしてこなかったということです。

この2人が全くの未経験の部署に入ると当然ながらちんぷんかんぷんです。

そもそも入院係さえも経験がないのですから入退院、様式1、EFファイル、手術など分からないことだらけです。

そして理解不足からの入力ミス、ケアレスミスなどが日々出てくることになります。

こんな場合成功体験のあるなしが大きく左右します。

Aさんは今現在が上手くいっていなくても試行錯誤して学んでいくことできっと結果が出ると分かっています。

それは一度外レセ時代に成功体験をしているからです。

苦しくても難しくてもやり方を工夫したり努力を積み重ねることによって成功する、

つまりやり続けないと成功しないということを知っています。

対してBさんはそのような経験がないので難しい、分からないと感じれば頑張ることをやめてしまいます。

自分に諦めてしまうのです。

たった一度の成功体験があるだけでその後の仕事、人生の苦難を乗り越えやすく出来るのです。

成功体験を作ろう

大事なことは成功体験を作るということです。

ですがいきなり成功体験を作れと言われても何をどうすればいいのか分かりません。

これはあまり大げさにとらえないことです。

小さなことでも目標を作ってそれを達成すればそれが成功体験となります。

ポイントは目標を立ててそれに集中することです。

そしてコツコツやることが大切です。

成功体験なんてそんな簡単に手に入るものではありません。

とかく今の時代はドラマでもアニメでもまたたく間に成功にたどりつけると錯覚させてしまうようなものが多すぎます。

それらはあくまでフィクションです。作られた理想像です。

人生はそんな簡単に上へは登れません。

人生にエレベーターはありません。

人生のらせん階段を着実に登っていくほかないのです。

その為には目の前のタスクに集中して確実にこなしていくことしかありません。

それが結果的には成功体験へとつながります。

まとめ

動ける医事課員とはつまりチャレンジ出来る医事課員です。

これから先受け身の医事課員では出来る仕事はなくなっていきます。

社会保障、診療報酬、ICTと刻一刻外部環境は変化していきます。

その時その変化を待つ姿勢ではもうついていけなくなります。

自ら情報をとりにいく姿勢、新しいことを学ぶ姿勢、それがないとその人の存在意義や価値が薄れていきます。

ですので必須なのが挑戦力なのです。

そしてそのようなマインドがある人というのは必ず成功体験の積み重ねを行っています。

たとえ1つ1つは小さいことであってもそれが積み重なることによって強力な成功体験として自身を支えてくれることになります。

更に成功する回数を重ねることによってどんどん自分に自信がついてモチベーションアップにつながります。

小さくてもいいのです。

その小さな成功体験を増やしていくことを目指しましょう。

出来るか出来ないかを考える必要はありません。

とりあえず一歩だけ踏み出してみましょう。

そこから全てが変わります。

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