前回からの続きです。
今回は年代別・世代別の課題(その2)◆青年期-中年期 ◆高齢期 ◆人生の最終段階 です。
目次
【2020診療報酬改定】第2ラウンド開始に向けて【中医協ウォッチ③】
年代別・世代別の課題(その2)◆青年期-中年期 ◆高齢期 ◆人生の最終段階
結論
生活習慣病の重症化予防、治療と仕事の両立に対して診療報酬でどう評価し環境整備していけるのかが注目点です。
また高齢者へのフレイル・認知症・ポリファーマシ―対策、ACP(人生会議)推進策への診療報酬面でのサポートがとても重要です。
年代別・世代別の課題(その2)◆青年期-中年期 ◆高齢期 ◆人生の最終段階
生活習慣病に対する継続的な管理に向けて
★チェックポイント
・生活習慣病患者の利便性を考えたオンライン診療の拡大は対面診療と同等の効果があるとのエビデンスを得ているとは言えずまだ時期尚早
・生活習慣病管理料については要件緩和、アウトカムの要件化と診療側、支払側で意見が対立しておりこれから議論を詰めていく必要がある
[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/生活習慣病管理料.pdf”]治療と仕事の両立について
★チェックポイント
・療養・就労両立支援指導料の対象疾患の拡大(がん以外も対象疾患へ)に向けて検討が進むと予想される
・従業員が医療機関を受診しやすい環境整備の早急な検討が必要
[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/療養・就労両立支援.pdf”] [pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/両立支援ガイドライン.pdf”] [pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/両立支援のガイドライン .pdf”]高齢者へのフレイル・認知症・ポリファーマシ―対策、ACP推進について
★チェックポイント
・認知症対策の前段階としてフレイル対策が重要
・認知症対策としてかかりつけ医と認知症サポート医との連携が重要。また国はすべての病棟で認知症ケア加算1の取得推進を望んでいる
・更なるポリファーマシー対策が必要とされる
・ACPの推進に向けた診療報酬面でのサポートがより進むと予想される
[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/高齢1.pdf”] [pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/高齢2.pdf”] [pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/高齢3.pdf”] [pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/高齢4.pdf”]