【2020診療報酬改定】第2ラウンド開始に向けて【中医協ウォッチ⑥】

前回からの続きです。

今回は科学的な根拠に基づく医療技術の評価の在り方について、医療におけるICTの利活用について です。

【2020診療報酬改定】第2ラウンド開始に向けて【中医協ウォッチ⑥】

結論

ICTをより活用していこうとするのであれば大胆な要件緩和が必要です。

そう考えると診療報酬上の真のICT化はまだ先なのかもしれません。

科学的な根拠に基づく医療技術の評価の在り方について
医療におけるICTの利活用について

中央社会保険医療協議会 総会(第416回) 議事次第

科学的な根拠に基づく医療技術の評価の在り方について

★チェックポイント

・既存技術に比べた優越性が示されなければ新規技術は既存技術と同じ点数

・レジストリへの登録を新技術の算定要件や施設基準などに盛り込む

※レジストリ→特定の疾患あるいは特定の手技や手術への暴露など臨床条件の合致する集団について体系的に情報を収集する情報基盤、データバンク

[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/6-1.pdf”] [pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/6-2.pdf”]

 

・効果の低い既存技術、評価の見直しや保険からの削除を検討

医療におけるICTの利活用について

★チェックポイント
・オンライン診療については安全性・有効性にエビデンスの構築が最優先とするのか、

それとも要件緩和の検討により算定件数を増やそうとするのかの根本の議論がまだまだ必要

[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/6-3.pdf”]

 

・ICTを活用したカンファレンスの拡大に向けた施設基準・算定要件の見直しも必要か

[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/6-4.pdf”]

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。