前回からの続きです。今回は
地域づくり・街づくりにおける医療の在り方について
介護・障害者福祉サービス等と医療の連携の在り方について
診療報酬に係る事務の効率化・合理化及び診療報酬の情報の利活用等を見据えた対応について です。
目次
【2020診療報酬改定】第2ラウンド開始に向けて【中医協ウォッチ⑧】
結論
地域医療構想の実現と合わせて医師の働き方改革、医師偏在対策を三位一体で進めていきそこに診療報酬をどう関係させていくのかという点がとても重要です。
また、事務の効率化・合理化に関しては出来る限り進めていって頂きたいです。
地域づくり・街づくりにおける医療の在り方について/介護・障害者福祉サービス等と医療の連携の在り方について/診療報酬に係る事務の効率化・合理化及び診療報酬の情報の利活用等を見据えた対応について
地域づくり・街づくりにおける医療の在り方について
★チェックポイント
・医療資源の少ない地域でこそICTの活用が重要でありオンライン診療などをどう利活用していくかの議論が大事
・機能分化が進めば医療機関間の連携の重要性が増すが、そこでは電子カルテの標準化が必要となる。これについては国主導の抜本的な対応が必要
[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/8-1.pdf”]介護・障害者福祉サービス等と医療の連携の在り方について
★チェックポイント
・訪問看護ステーションの中にはスタッフの8割以上が理学療法士というところがある。そうした訪問看護ステーションでは24時間対応に消極的なところも多く健全な姿とは言えない
[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/8-3.pdf”]
・ギャンブル等依存症の治療については医療保険の給付対象とすべきなのか
[pdf-embedder url=”https://ijikano.com/wp-content/uploads/2019/08/8-4.pdf”]診療報酬に係る事務の効率化・合理化及び診療報酬の情報の利活用等を見据えた対応について
★チェックポイント
・レセプトへの郵便番号記載については実務上のハードルが高い
・オンライン資格確認を実現するために「被保険者番号の個人単位化」(現在の被保険者番号に2桁の枝番を付して、世帯内の個人を識別する)が行われる。これに合わせてレセプトについても所要の様式見直しを行う。
※事務の効率化・合理化については以前に記事にしました