医事関連のテーマを中心に感じたこと、考えたことを綴っていきます

嫌いじゃなければやればいい、つらくなければ続ければいい【医療事務のやりがい】

スティーブ・ジョブズの言葉の中に次のようなものがあります。

”仕事に費やす時間は人生の中でもとても大きなものだから、満足いく人生を送りたいなら「これだ!」って思える仕事をしなきゃいけない。

そして、そうなるためには自分が本当に好きなことをやらなきゃいけない。

まだそれが見つかってないなら、探し続けよう。

止まってはいけない。”

これはとらえ方によっては天職を探そうともとれます。

しかし天職はつかみ取るようなものではないということは以前に述べました。

⇒⇒⇒医療事務と天職と転職【コネクティング・ザ・ドッツ】

だったら何が正解か。今回は医療事務とやりがいと仕事への向き合い方について述べていきます。

嫌いじゃなければやればいい、つらくなければ続ければいい【医療事務のやりがい】

結論

これだ!っていう仕事なんてほぼ見つかりません。

それは見つけるのではなくて徐々にそうなっていくものです。

成長とやりがい

成長思考危惧論

世の中にはいろんな考え方があります。

どれが正しいかの答えはありません。

それぞれの人のとらえ方、置かれている状況でベストな選択は変わってくると思います。

そんな中での考え方の1つにあまりにも成長だけにとらわれるのはどうなのか、という意見があります。

これは成長に執着しても上には上がいてキリがなく今仕事をしているこの瞬間の幸せを感じることが出来ないから、という理由です。

常にもっと成長しないと、結果を出さないとという脅迫観念にとらわれる。

数字に追われて焦ったり他人と比べて劣等感を感じたりする。

その結果周りが見えず利己的な行動をとってしまう。

それだと逆効果でしょという意見です。

だから心から意義を感じられる仕事を見つけるべきという結論です。

”人生の目的は成長することではありません。

目的があるとすれば幸せに生きることです。

そして成長よりも今この瞬間をいかに幸せを感じて生きるか、それを生涯に渡って続けられるかのほうがよほど大切です。

その為に心からやりがいを感じられる天職を見つける必要があります。”

と続いています。

これも1つの正解だと思います。

要はどこに価値観を置くかということです。

この場合は冒頭のジョブズと同じく天職必要論です。

ですが決して成長思考を否定している訳ではなく成長することだけが目的化してしまうと弊害もあるんじゃない、だからやりがいを求めた方がいいよという主旨です。

これだ!ってことなんてない

上記の内容を見てそうだよね、と思える人はそうした方がいいと思います。

ですが私はジョブスの言葉に違和感がありました。

これだ!って思える仕事なんてそうそう見つからないんじゃないってことです。

そして私の現時点での結論はこれだっていう仕事なんてないってことです。

天職論のところでも述べたのですが天職に就いた人の大部分は偶然です。

たまたま天職と自分が思えるものにたどりついたに過ぎません。

だってこれだっていうのも自分がそう思い込んでいるだけかもしれないからです。

これだっていう仕事って自分が好きな仕事のことでしょうか。

いいえ、たとえ好きでも得意とは限りません。

じゃあ得意な仕事のことでしょうか。

これも得意だが好きでもない仕事をこれだ、なんて思いません。

それなら確実にこれだっていう仕事は好きで得意な仕事ってことになります。

ですが実際そんなマッチングはそうそう起こらないのです。

そもそも人生の幸せって好きなことがやれているから感じられるものなのでしょうか。

そういう人もいるとは思いますが、多くは嫌なことから遠ざかっているから感じられているのではないでしょうか。

嫌なことがないだけで人生って割と幸せです。

だとするならば仕事の幸せ、満足度って嫌なことではないってことが最低限の条件なのではないでしょうか。

別にやりがい、仕事の意義を見出そうと頑張らなくても嫌じゃなければ続けていいんじゃないでしょうか。

そして続けた結果そこにやりがいを感じ天職となる場合って意外と多いと思います。

私ごとで言いますと医療事務は別に好きで始めた訳ではありません。

最初は何をやっているのかも分からなかったですし、そこに仕事の意義なんて感じられませんでした。

そして今でも病院の古い考え方の体質は嫌いですし、時間に追われる仕事も合いませんし正直今日の時点で医療事務を好きだとは言えません。

これは感情なので好きな時期もありますしそうでない時もあります。

今の時点では好きではないということです。ですが多分割と得意なんだと思います。

これは仕事の能力うんぬんではなくて単に経験の力です。

どんなに覚えるのが苦手で手を動かすのも不得意でも20年もやっていればそりゃ得意にもなります。

そして不思議なことに好きではなくて得意な状態でも仕事への意義は見出せるのです。

やりがいは持てるのです。

要は好きになるより得意になる方がモチベーションは保てるのです。

これはなぜか。

考えると分かりますが得意になった方が人の役に立てるからです。

仕事をなぜやるのかということの1つの大きな理由は他者貢献です。

⇒⇒⇒他者貢献と自己成長【医療事務の仕事】

その為には好き嫌いより得意不得意が重要なのです。

だから極論すると嫌いでも得意なら良しなのです。

ですが嫌いではきついかもしれないので、好きとまではいかなくても嫌いじゃなければすればいいんじゃないかと思う訳です。

まとめ

ですので今日のタイトルの通り「嫌いじゃなければやればいい、つらくなければ続ければいい」のだと思います。

初めから好きである必要はありませんし、そんなことはそうそうありません。

仕事に限らず初めは嫌だなって思っていたこともやり続けていくうちにだんだん楽しくなってきた、なんて経験は誰にだってあると思います。

医療事務が最初から好きでずっと続けていくと決めている人はとても素晴らしいと思います。

ですがそのような人は少ないと思います。

最初はちょっとのやる気と好奇心だけでいいと思います。

そして続けることがそれほど苦じゃないのであればそのまま続けてみて下さい。

きっと得意になっていくはずです。

そしてそこにやりがいは見つかるのだと思います。

大きな結果を得るのに大きな努力なんて必要ありません。

ちょっとの努力の積み重ねが大きな結果となるのです。

だったらとりあえずやってみればいい、続けてみればいいと思うのです。

やりがいを語るのはそれからでも遅くはないと思います。

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