今回は9月19日に開催された診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」より 診療実績データの提出にかかる評価・短期滞在手術等基本料 ・入院患者の評価指標等 についてです。
ごまお
目次
【2020診療報酬改定】第2ラウンドを見る【中医協ウォッチ⑦】
結論
看護必要度についてこれからの議論のゆくえに注目です。
診療実績データの提出にかかる評価・短期滞在手術等基本料 ・入院患者の評価指標等 について
診療実績データの提出にかかる評価
チェックポイント
・データ提出を義務付ける病院の範囲拡大へ
・データ提出内容の標準化をすべき
・提出データ評価加算の基準を厳格化へ
◆50床以上200床未満の回復期リハ5・6や療養にもデータ提出を義務化してはどうか
→収集されたデータは診療報酬改定にも活用されるのでできる限り対象病院の範囲は拡大したい
→将来的には回復期リハ・療養をもつすべての病院にデータ提出を義務づけたい
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◆必要なデータについてはすべての病棟でデータを提出してもらってはどうか
→要介護度・要介護情報・FIMなどを病棟種類にかかわらず提出してもらうことを検討してはどうか
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◆「データ提出加算2」の取得病院の9割以上が「提出データ評価加算」を取得している
→10%未満から更に下げるべき
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短期滞在手術等基本料
チェックポイント
・短期滞在手術等基本料2はその役割を終えている。対象手術の見直しなど現実に沿った設計へと見直すべき
→【短期滞在手術等基本料1】(日帰り)の算定の割合は1.4%・【短期滞在手術等基本料2】(1泊2日)はほぼ算定なし。
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入院患者の評価指標等
<看護必要度>
チェックポイント
・「A項目1点以上かつB項目3点以上」のうち「診療・療養上の指示が通じる」「危険行動」のいずれかに該当した場合などについて急性期入院医療の評価指標として妥当かどうか?
→一般に高齢患者はB項目への該当性が高くそこに「A項目1点」を加えることのみで重症患者と評価してよいのか?
→A項目のうち「心電図モニター」が妥当か?
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