今回は10月23日に開催された中医協総会より CT・MRIの共同利用・ポジトロン断層撮影の共同利用・ガイドラインに基づく画像検査の利用・超音波検査の活用 についてです。
ごまお
目次
【2020診療報酬改定】第2ラウンドを見る【中医協ウォッチ⑯】
結論
超音波検査は領域別評価を探っていきます。
CT・MRIの共同利用・ポジトロン断層撮影の共同利用・ガイドラインに基づく画像検査の利用・超音波検査の活用 について
チェックポイント
・CT・MRIの共同利用をさらに推進する
・入院患者がPET検査で他院を受診する場合、入院料減額措置を緩和する
・ガイドラインの「CTは推奨されない」に沿って撮影を行わないことを説明した場合に、診療報酬で評価すべきかどうか
・超音波検査は領域別の点数設定を採用してはどうか
・パルスドプラ法加算は検査料の基本部分に組み込むことを検討
◆機器1台当たりの検査数は少ない
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◆機器の利活用が非効率となっている
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◆共同利用を行った場合のCT・MRI撮影料をさらに引き上げる or
共同利用を行う場合の要件である「共同利用率10%以上」を緩和する or
同利用を行わない場合のCT・MRI撮影料を引き下げるか?
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◆入院患者がPET検査で他院を受診する場合、入院料減額措置を緩和する方向へ
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◆「CTは推奨されない」に沿って撮影を行わないことを説明した場合に、診療報酬で評価すべきか?
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◆超音波検査は領域別の点数設定を採用してはどうか
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◆パルスドプラ法加算は検査料の基本部分に組み込むことを検討
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「頭蓋内損傷リスクが低い小児、CT推奨しない」等のガイドライン遵守を診療報酬で評価すべきか?という問題は逆に撮影等をせずに、後に病変や損傷等が明らかになった場合のリスクを考えると非常に悩ましい問題。医療被曝低減と医療安全確保はどちらも重要な課題だがそれを診療報酬でどう評価していくのかはまだまだ議論が必要なところ。