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新人教育には何が必要?【新人教育のコツとは】その⑤

新人教育について考えるシリーズの5回目です。

今回は絶対言ってはいけないことについてです

【前回まではコチラ】

新人教育には何が必要?【新人教育のコツとは】その①新人教育には何が必要?【新人教育のコツとは】その②新人教育には何が必要?【新人教育のコツとは】その③新人教育には何が必要?【新人教育のコツとは】その④

ごまお

教育は奥が深く、難しい。

新人教育には何が必要?【新人教育のコツとは】その⑤

結論

3つの言ってはいけないことに気を配りましょう。

絶対言ってはいけないこと3か条

絶対言ってはいけないことは次の3つです。

1.前にも言ったよね

 

2.個人の能力を否定

 

3.人前で怒鳴る、失敗したことを周りに見せる

1.前にも言ったよね

まず自覚しておかなくてはいけないことは教えるということは主観でしてはいけないということです。

常に受け手側がどう思うのかを察しながら進めていく必要があるということです。

そもそも私たちは叱り方を誰からも教わっていません。

人に指摘する場合にはこういう風にダメなところを伝えるといいんだよってことを教わっていないんです。

大事なことは人の成長をうながす、変化してもらうようにするということ。

その視点で常に教えるということをしていかなくてはなりません。

そう考えると「前にも言ったよね」は一番ダメです。

これには相手の成長をうながす、変化してもらうようにするという想いは入っていません。

単にできないあなたがおかしい、なぜ覚えていないのという意味にしか受け取れません。

まだ仕事にも慣れず精神的にいっぱいいっぱいの中「前にも言ったよね」と言うことは相手を委縮されせること以外の何の効果ももたらしません。

そもそも1回指摘してその人が完璧にできるようになるのなら苦労しません。

特に医療事務という職種はその特性上仕事が非常に煩雑です。

とにかく最初は覚えないといけない細かいことがたくさん出てきます。

いくらメモをとっていたとしても1回聞いただけでできるのかといえばなかなか難しい場合もあります。

確かに1回聞いただけでできる人も中にはいますがそれはごくごくわずかです。

2回、3回と聞いてやっと覚える人もいれば5、6回聞かないと覚えられないという人だっています。

つまり習熟のスピードには個人差があるということをきちんと認識しておく必要があります。

自分ができてあたり前ということが他人にとってもそうであるとは絶対思わないことです。

そう思ってしまう人は自分の胸に手を当てて考えてほしいのです。

自分の新人時代はどうだったんだと。

「いや私はできていたよ」「私もそう言われたけど頑張ったんだよ」という人はそれはあなたの主観です。

まず「私はできていたよ」という人。

間違いなくできていません。

なぜできていたと言いきれる?

「良くできているよ」と常にほめられていたのでしょうか。

そんなことはないはずです。

それは自分でそう思い込んでいただけのことです。

次に「私もそう言われたけど頑張ったんだよ」という人。

そう言われていい気分でしたか、気力がみなぎっていましたか。

それはまったく逆でしょう。

イヤな気分でへこんだはずです。

でも自分はそこを乗り越えてきたんだからあなたも頑張りなさい、というロジックがおかしすぎます。

自分が言われてイヤなことは他人に言ってはいけないということは子供のときに教わることです。

なぜいい大人がそれをやるのか?

これは偏見かもしれませんが女性が特に顕著です。

自分が受けたイヤなことは同じように他人も受けなければいけない、という考えはムチャクチャです。

「自分のときはこう言われてイヤだった、心折れた。だったらこういう言い方は絶対しないでおこう。」という思考回路じゃないと社会人失格です。

そして「前にも言ったよね」を繰り返していると新人はもう聞けなくなります。

確認することが怖くなります。

その結果とんでもないことをやらかすということにつながっていくので「前にも言ったよね」は今後一生の禁句としましょう。

はっきりいって「前にもいったよね」は教育係の職務怠慢です。

ですが新人の方にもひとこと言っておきます。

教育係の「前にも言ったよね」という言い方、指導方法はダメすぎですが、相手の時間を自分に使ってもらっているわけなので一度聞いたことはなるべく二度、三度聞かなくても済むように努力することが大事です。

きちんと渡された資料を整理しているか、メモを見返しているか、そもそもメモをとっているのか。

そんなことさえもできていない人も中にはいるので気をつけるべきです。

これはお互い気をつけるべき問題なのです。

2.個人の能力を否定

教育、指導というのは具体的にしないといけません。

抽象的なものの言い方はしてはいけません。

そしてその人のすべてがダメであるかのような言い方は絶対してはいけません。

たとえば「あなたの仕事は雑」「適当だね」という言い方は一番良くないです。

その人が行った仕事のどこの部分が雑なのか、適当なのかを言ってあげないともはやそれはその人自身を全否定しているのと変わりません。

つまり自分という人間は雑、適当なんだという思いを持たせてしまうということです。

その人の存在価値を否定してしまうような言い方は当人を一番傷つけます。

それはその人の心をへし折るだけの行為であって何のメリットもありません。

たった一度でも強い言葉でその人を否定しまうと「何をやっても自分の仕事はダメなんじゃないか」と感じてしまいます。

ですので注意するときは具体的に改善点を指摘するということを常に意識しておくことが大切です。

3.人前で怒鳴る、失敗したことを周りに見せる

これは教育、指導ではなくて単なるイジメです。

ただ精神的に追い込んでいるだけです。

相手を傷つけることで自分の正しさを証明しようとしたり、自分優位をアピールしたいだけです。

そこに相手を思いやる気持ちなんてありません。

はっきり言って人前で怒鳴る人というのはその自分に酔っているクズ上司、クズ先輩です。

なぜわざわざ周りがいる中で怒るのか?

それは周りがいるからです。

つまり相手をさげすみ自分が偉いと思いたいというただのアタマのおかしな人なのです。

自分がそんな人には絶対なってはいけません。

ミスを指摘し改善してもらうこと、成長をうながすことが目的です。

わざわざ人前で見せることじゃない。

新人と1対1で対峙すればいいだけのこと。

けっしてその人の自尊心を傷つけてはいけません。

人は自分に価値がないと感じると行動できなくなります。

相手の自信を奪ってしまうことは教育、指導とは言いません。

まとめ

 

今回もいつもの結論となります。

つまり教育係にはメタ認知の向上が必須だということです。

上記の3つを見てみて分かるのは自分目線しかないとそうなるということです。

相手側に立った見方が少しでもできればこのようなことにはならないはずです。

人材育成って大変です。

自分が思っているようには全然進みません。

だからと言って自分の感情をぶつけてしまえば相手の心をへし折ることにもなりかねません。

大事なのは育てるという意識、成長をうながすという意識です。

新人教育論とは教育係教育論ともいえます。

教える側がどういうマインドを持つか。

つまりはそこがポイントです。

私たちも教育係として日々成長していかなければならないのです。

ごまお

教える側も教わる側も学ぶことはいろいろある。このシリーズはまだまだ続くよ。

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