今週のイチオシ記事 → 周りのレベルが低いと感じていたらヤバい【5人の法則】

【医療事務員の本音】病院から重宝される人材、求められる人材となる時代が来るなんて幻想!?

以前に医療事務とヒエラルキーということで記事にしました。

病院内ヒエラルキーと医療事務【医事課の役割とポジション】【ファイナルアンサー】医療事務員が給料を上げる方法とは?

簡単にいうと「医療事務は病院の中でヒエラルキーの底辺であり給与や待遇が悪い」ということです。

そもそもここには賛否両論あると思います。

「そうだよね」というところと「いやうちは違う」というところ両方あります。

これは病院ごとにそこでの歴史、風土、組織のあり方などが異なっているので一概にはいえません。

ですが医療事務という職種は重要視されていないなあと感じている職員は非常に多いのではないかと思います。

今回は院内ヒエラルキー下でどうやったら医療事務員の評価が上がり重宝される人材となりうるのかを考えてみたいと思います。

ごまお

医療事務員がもっと重宝がられる時代って来る?

【医療事務員の本音】病院から重宝される人材、求められる人材となる時代が来るなんて幻想!?

結論

 

ヒエラルキーは変わらない。

 

個として市場価値を上げるべき。

ヒエラルキーは無視

いきなり話の腰を折るようで申しわけないのですが「どうやったら医療事務員の評価が上がり重宝される人材となりうるのか」という今回のテーマですが「そんなのはムリ」というのが私の結論です。

というかそれはそんなにも重要なことですかと思うのです。

私の感覚ですと確かにヒエラルキーはあります。

そして医療事務は底辺なのでしょう。

ですがだからといって仕事に支障をきたすことなんてないのです。

当然他部署とのパワーバランスの問題で上から言われることもあります。

しかしそれがむちゃくちゃ理不尽な話っていうのもそんなにないわけです。

そもそもヒエラルキーを意識している時点でダメなんじゃないでしょうか。

それは医療事務員の自意識過剰なのではないでしょうか。

「いやヒエラルキーで支配されている。つらいんだ。」っていう人は職場を変えれば済む話です。

それはせずにただ「ヒエラルキーがダメ。どうにかしないと」と言っているのはまわりが悪い、自分がかわいそうと自己防衛しているだけに見えます。

「そんな簡単に職場なんか変えられない」という人はその状況を受け入れるしかないと思います。

「いやそうじゃない、医事課としてすることあるだろ」っていうことに対しては「そんなものはない」と答えておきます。

医事課はさまざまな相手との対応、さまざまな雑務、レセプト請求からクレーム処理までいろんな業務を行っている。

もっと評価されるべきだし重宝されるべきだという意見も出てきてしかるべしだと思います。

ですがそれはあくまで私たち事務側からのとらえ方です。

医師目線、看護師目線、技師目線からはどううつっているのか。

そこを私たちは知りません。

「事務なんだからそれに附随する部分すべて完璧にこなせて当然なんじゃないの」

「雑務なんてその性質が違うだけでどこも処理するのは大変。事務だけじゃない。」

「事務仕事だけで私たちより大変って思っているの」

「請求のプロ集団という割には査定率高くない?」

「きちんと部下に教育できてるの?」

そんな風に思われているかもしれない。

でもそれは口に出して言ってはこないので知るよしもありません。

ここでひとつだ言っておきますが他部署の人たちは実際そこまでヒエラルキーなんて意識していません。

「いじめはいじめている側はそこまでいじめていると意識していないというのと同じで、ヒエラルキーも上位者はマウントをとっていることをそこまで意識していないだけ。その方がよっぽどタチが悪い」

という意見は当たっているかもしれません。

ですがだから何だと思うのです。

マウントをとりたがる人にはとらせてあげればいいのです。

ですがそれがヒエラルキーの図式に乗っかっただけで訳の分からないことを言ってくる人なら正論ではじけばいいだけのこと。

殴ってくる腕をとって三角締めを見舞ってやればいいのです。

結局ヒエラルキーに便乗するだけの暴論は正論には勝てません。

だから言ってることがおかしいと思えばこちらの主張をおすだけのことです。

そうなればヒエラルキーなんて関係なくなります。

そもそもヒエラルキーで悩むこと自体が無意味。

イヤなら職場を変える、それができないなら気にしないだけ。

もうそれだけです。

決してヒエラルキー構造はなくなりません。

そして格付け順位も変わりません。

だったら考えるだけ時間のムダです。

ヒエラルキーは一切無視です。

医療事務は軽んじられている!?

ここには大きな誤解があります。

もしあなたが重宝されていないな、重要視されていないなと感じているのならばそれはあなたが重要視されていないのです。

医療事務が重要視されていないのとは違います。

そしてなぜ自分が重要視されていないのかをよく考える必要があります。

このとき視点は逆にしないといけません。

つまり自分視点ではなくて経営者視点です。

自分が経営者だとしてどんな医療事務員なら重宝すべき人材、重要視すべき人材と見るか。

受付ができる人ですか?

計算ができる人ですか?

会計ができる人ですか?

レセプトができる人ですか?

私ならNoです。

これは医療事務の基本です。

まさしくできて当たり前。

逆にできなかったら問題です。

ですが世の医療事務の仕事のイメージはここなのです。

これらができる人は医療事務の仕事ができる人と多くの人が思っています。

そして本人もそう思っています。

しかしそれでは何の付加価値もつかない。

言われたとおりにやるマニュアル人間と変わりません。

「レセプト業務はプロフェッショナル。

診療内容にもとても詳しい。

でも請求の最大化をさせるためのすべ、ノウハウを習得しているのかといえばそんなものはない。」

それだと単にレセプトに詳しいだけの人です。

病院経営の向上に寄与できるスキルがある人でないと重要視しないのは当然の話なのです。

経営者が求めているのは病院収益の最大化に力となれる人材です。

レセプトオタクではないのです。

ですので必要なのはプラスアルファなのです。

そしてレセプトでいえばこの先点検業務はすべて機械にとって変わられます。

AIが支配?10年後に医療事務の仕事は残っているの?【医療事務】15年後には91%の仕事がなくなります【診療情報管理士】

もはやそこに人材はいらなくなる。

いるのはその先です。

AIが出してくるデータ結果をもとにどう分析するか、どういう方針を打ち出すか。

この部分を担うのが人の役目なのです。

つまり医療事務の基本となる受付、計算、会計、レセプトだけでとどまっている人材では何の付加価値もないし、むしろ削減対象要員にさえなりうるということなのです。

必要なのはプラスアルファのスキルです。

それがないとこの先絶対きつくなります。

市場価値を上げろ

自分が属している医事課での評価、上司の評価などではなく市場の評価を上げなければいけないということは以前にも述べました。

あなたの市場価値は高いですか?【井の中の蛙大海を知らず】

どれだけ自院ではイケてる医療事務員でもそんなの一歩外に出れば意味ないんだよということも。

でも多くの人は不思議と気づかないのです。

なぜか買いかぶってしまうのです、自分の能力を。

これは新人から中堅へと入る人から完全なるベテランの人までどんな人でもはまってしまうワナです。

もう自院の職場がすべてなのです。

自分がしている仕事こそが医療事務なのです。

これは転職しない限り変わらない視点です。

そこには市場価値なんて概念は存在しません。

ですが仮に組織から重宝される人材、重要視される人材を目指そうとするならば市場価値を上げる以外に方法はありません。

そしてそもそも医療事務において市場価値の高い人ってどんな人かというと

「今後の医事課で求められるけど実際にそれができる人は少ないというスキル、能力がある人」

です。

以前に使った言葉でいうと希少性と貴重性です。

それがない人は転職するしない関係なく将来的には医療事務という職で食っていくのはつらくなると思います。

まとめ

前述しましたが「どうやったら医療事務員の評価が上がり重宝される人材となりうるのか」という問いの答えは考えるだけ無意味、不毛ということです。

これはヒエラルキー構造は変わらない、院内に劇的なイノベーションなんて起こらないという前提で述べています。

いや変えることはできるという人は頑張ればいいと思います。

そうではない人はただただ個としての市場価値をひたすら上げる努力をした方がいいと思います。

市場価値が高い医療事務員ならどんな医療機関だって喉から手が出るほどほしい人材となります。

具体的に市場価値を高める方法ってどうするの?っていう疑問にはポイントが3つあります。

・未来の医療事務市場の予測

 

・スキルアップの継続

 

・実績の積み重ね

まずは未来の医療事務市場の予測です。

いずれ必要なくなるスキルを今から習得することほど非効率なことはありません。

ですのでここが一番重要です。

将来の需要を知っておく必要があります。

そういう意味では手書きレセの勉強ってもういらないんじゃないかなとも思います。

次にスキルアップの継続です。

要は学びは続けましょうということです。

つねに攻める姿勢がないとできる仕事なんてなくなります。

そして実績の積み重ねです。

きちんと結果を出す。

それが最も市場価値を上げる確実な方法です。

目の前の仕事を正確にこなす、効率的にこなす、生産性を上げる。

それを続けることによって市場価値は向上します。

そしてそこに希少性、貴重性のあるスキルが加われば自然と重宝される人材になっています。

院内を見るな、見るのは市場です。

上司の評価を気にするな、気にするのは市場の評価です。

仕事って俯瞰すればするほど大事なことが見えてきます。

目の前も大事ですが全体を見渡すことはもっと大事です。

ごまお

それぞれが個の評価を高めれば結果的に医事課の評価も高まるはず

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です