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ここがポイント!診療報酬点数表の使い方

月刊保険診療11月号で「診療報酬点数表のトリセツ」というのが特集されていました。

読まれた方も多いと思います。

今回は私なりのトリセツというか持論を述べていきます。

ごまお

どう使えばいいの?

ここがポイント!診療報酬点数表の使い方

結論

大事なのは知りたいことの探し方、調べ方が分かるかということです。

診療点数早見表

診療報酬点数表のとらえ方

今回の月刊保険診療の特集は「点数表を最大限に活用するための360°解説」の言葉どおりかなりかみ砕いて詳しく説明されていますので、まだ読まれていない人、特に経験年数が少ない人や診療報酬点数表を読むのが苦手という人は1度は目を通しておくべきです。

そこにも書かれていることですが、本来、診療報酬点数表とは診療報酬制度のトリセツであるはずのものです。

それを読めばその解釈が分かるというものであるべきなのです。

ですがご存知のとおり、「そもそも何が書いてあるのかよう分からん」というシロモノです。

「医科点数表の解釈」にいたってはタイトルにいつわりありみたいになっているわけです。

もうただただ文字の羅列でホントに読むのがイヤになります。

点数表を解釈させるためを思って絶対作ってないだろうって思うつくりです。

そこにはまったく読ませる、理解させるという考えがないのです。

それでもまだ医学通信社の診療点数早見表はそれなりに読めるシロモノだとは思います。

今回はこの診療点数早見表について見ていきます。

そうはいってもこの診療点数表早見表も昔と比べるとかなり分厚くなっています。

医療の多様化に伴い診療報酬制度も多岐に渡って網羅せねばならず、複雑化、膨大化していくのも分からないわけではないですが、もうちょっとなんとかならないかとも思います。

もはや凶器にもなりうる本に仕上がっております。

そしてその中身ですがかなり複雑な構造です。

大きくは点数部分と施設基準に分かれ、その法規は告示・通知・事務連絡に分かれ、告示・通知は全体にかかる通則と個別点数項目に分かれ・・・と正直すごく読むのがめんどくさいです。

そしてもっとめんどくさいのがその文面です。

点数表独特の言い回し、ひとつの文章がとんでもなく長い、かっこ書きの多様、除外の除外、説明すらない「等」の入った説明、別記載へ飛ばないと意味が分からないなど不満を書けばきりがありません。

でもだからこそ自分なりの使い方、読み方を身につけておく必要があります。

そして必ず2年ごとに1人1冊は買ってください。

けっして安いものではないですがこれがないと医療事務は始まりません。

今やレセコンにすべて入っていて、自院で算定できるものは教えられたとおりに覚えておけば点数表なんて特に必要としない、という人が中にはいるかもしれません。

ですがそれでは仕事は絶対できません。

常にこれは正しいのか、またはほかの加算はなぜ取れないのだろう、という視点は必要です。

でないとそこに医療事務員がいる意味がない。

攻める診療報酬請求という言葉のとおり常に点数を稼いでいくという意識が必要です。

言われたとおりやっているうちはあくまで作業です。

それを仕事に変えていくには自分で考えるという行程が必要です。

そしてそれを考えるためには絶対診療点数早見表が必要です。

疑問に思ったことはその場ですぐ読む。

それぐらい手元に置いておかなければならないものです。

あと思うのは持っていることは持っているがすごくきれいな状態というか、ほぼ新品やん、っていう人も中にはいます。

それでは意味がありません。

もうとことんまで使い倒してください。

もちろん色をつけたり、書き込んだりしてどんどん自分の使いやすい形に変えていくべきです。

見出しにインデックスシールを貼ったり、必要な部分をコピーしたりまとめたりして自分だけの点数早見表を作ったりと工夫している人もいます。

それは各個人のやり方なので真似する必要はありませんが、大事なことは自分で読み解く力、スキルを向上させようと工夫することです。

どうせ2年で使い終わるのですから思うように書いて思うように加工していいのです。

点数表なんかどんな形であってもいいのです。

大事なことは自分のアタマにそのノウハウを入れておくことです。

ここで一点言っておきたいのですが決して覚えないでください。

「いやいや覚えないと」と思うかもしれません。

ですが考えてほしいのです。

覚えておくことのメリットって何か?ということです。

そんなものはないのです。

大事なのは知りたいことの探し方、調べ方が分かるか?ということなのです。

もうそこだけです。

もちろん知識があるに越したことはないです。

だからといって、たとえば他部署から質問されたとしてもそこで即答が求められる場面ってほとんどないわけです。

必要なのはどこに書いてあったのかが分かるか?ということです。

質問の意図を理解して自力で調べられるか?ということです。

そこだけ押えられれば問題はありません。

もうこれからの時代覚えることにリソースを注ぐことは効率的ではないです。

必要なのは調べ方のスキルを上げることです。

ですがそのためには診療報酬点数表の構造、内容を知っておく必要があるのです。

そのための読み込みなのです。

決して名称や点数を覚えるための読み込みではないのです。

点数表の読解方法

では具体的にどのように読んでいけばいいのかというとそこには明確なメソッドは存在しません。

もうただただひたすら引きなさい、読みなさいというのが最短で理解する方法です。

量質転化の法則です。

【一人前になるまでは】レセプト業務は質より量【量質転化の法則】

ですがそうはいってもまず何をという人には3点だけあげておきます。

・目次引きより索引引き

 

・点数表上の用語を理解する

 

・自院の施設基準部分を読み込む

まず索引引きの方が点数表の構成を理解するには役立ちます。

最初はかなり手こずるとは思いますが最終的には目次を引くよりも圧倒的に目的にたどり着くのが早くなります。

次に点数表上の用語を理解するのは基本中の基本です。

まずは早見表の「点数表の読解術」を読み込みましょう。

【関連記事)

「専従」「専任」「専ら」の違いって何?【施設基準の学習①】

そして施設基準部分は最初は難解ですがとにかく読みましょう。

それが量質転化するまで何度も読むことです。

まとめ

今回は具体的な技術論、スキルアップ法は書いていません。

それは自分で見つけるものだと思うからです。

私の方法を書いても多分役に立たないと思います。

それよりも自分で試行錯誤しながら読解していく方がよっぽど成長します。

もう3ヶ月余りでまた新しい点数表へと変わります。

今使っている点数表もあと3ヶ月余りで使い終わります。

悔いのないぐらい使い倒してみてください。

そうすれば今よりワンランクアップした自分に到達できているはずです。

ごまお

引き方さえ身につければ改定で中身変わったところでへっちゃらやで

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