【2020診療報酬改定】早わかり1分解説 その㉘<紹介状なし定額負担>

今回は紹介状なし定額負担です。

ごまお

初診時5000円、再診時2500円ってやつね

【2020診療報酬改定】早わかり1分解説 その㉘<紹介状なし定額負担>

 

結論 

かかりつけ医を増やさなければ問題の本質的解決には至らない。

<ポイント>

・定額負担の徴収義務化を一般病床200床以上の地域医療支援病院にまで拡大

 

2016年度改定では紹介状を持たずに特定機能病院又は一般病床500床以上の地域医療支援病院を受診した場合初診時5000円、再診時2500円の選定療養費を徴収することが義務づけられました。

さらに2018年度改定では地域医療支援病院の要件が許可病病数400床以上に拡大されました。

そして今回その要件を一般病床200床以上の地域医療支援病院にまで拡大してきました。

この適用拡大で定額負担義務化の対象となる全国の病院は、これまでの420施設から約670施設に増える見込みです。

これによる一定の効果は見込めるでしょう。

しかし、医療機関の機能分化推進の本質的解決にはかかりつけ医が増えてきていない現状を見ると、道のりはまだ遠いようにも思えます。

ごまお

依然大病院信仰は根強い

 

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