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好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない!【医療事務的マインドセット論】

仕事についてある人は

「好きな仕事で成功できるほど人生甘くない」

と言いまたある人は

「好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない 」

と言います。

一体どちらが正しいのでしょうか?

今回は医療事務の仕事をするに当たっての大前提、仕事のマインドセットについて述べていきます。

好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない!【医療事務的マインドセット論】

結論

楽しくなけりゃ仕事じゃない。

 

そして楽しくできるもできないも自分しだい。

仕事二元論

好きな仕事で成功できるほど人生甘くない

これは世の多くの人が親や先輩などから言われ、教えられてきたことなんじゃないでしょうか?

特に初めて社会に出るとき周りからはこう言われることが多いです。

そういう私もそうでした。

石の上にも三年という言葉があるように、つらくても我慢強く辛抱していればいつかは成功できる、という話はよく耳にします。

これは半分は正解で半分は間違っています。

正解部分はつらくても時には我慢しなさいという点です。

人生それ相応の忍耐力というものは必ず求められます。

社会と書いて「りふじん」と読みます。

組織と書いて「りふじん」と読みます。

人はときには合理的ではない。

そして論理ではなく感情で意思決定されることも多数。

そこを乗り越え、経験として血肉にしていくにはある程度の忍耐力は必要不可欠です。

そういう意味では好きな仕事で成功できるほど人生甘くないよ、という教えは当たっています。

ですが石の上にも三年は全部をそのまま受け止めるわけにはいかないのです。

それは「いつかは成功する」「いつかは成し遂げられる」という部分です。

社会人経験が長い人ならもう十分承知のこととは思いますが、社会はそんな甘っちょろくできていません。

この石の上にも三年というのは、なんでもかんでも3年は続けろ、ある程度の期間は継続しろ、という意味では本来ないはずです。

続けることには価値がある、その程度の解釈でちょうどいいんじゃないか、そう思います。

ですが私たちの親世代が言っていたのは、「つらくても辞めんじゃねえ。我慢しろ、それが社会というものだ。」という意味あいが強かったように思います。

これは終身雇用制度がまだ成り立っていた昔なら一理あると思えたことなのですが、もう現在ではあまり意味をなさなくなっています。

我慢して定年まで勤め上げるという思考自体が時代遅れです。

ですがこれは働く業界によっても変わってきますので、まだ医療業界においては意味のある言葉なのかもしれません。

しかしそれもいずれ消えてなくなるとは思いますが。

話を戻しますが「好きな仕事で成功できるほど人生甘くない」にはもうひとつ親や先輩たちの思いが入っています。

それは自分の人生を正当化したいという思いです。

つまり、ホントは好きなやりたいことがあったけど諦めた、安定した生活のために夢を捨てた自分を守るいいわけです。

言っている本人にはそんな自覚はないのかもしれません。

ただ自分の経験則から良かれと思ってアドバイスしているだけと感じているかもしれない。

ですがそこには間違いなく自分を傷つけたくないという自己保身の気持ちが入っています。

その人たちにとっては困るのです。

好きな仕事で成功できる人がいては。

そうなると安定のために夢を捨てた自分を正当化できない。

自分の選んだ道は間違いだったんだと言われかねない。

だから全力で阻止するのです。

そして「好きなことで生きていくなんて思うなよ」「俺も我慢してきたんだからお前もそうしろ」と言うのです。

ですのでそこに真っ当な根拠なんてないのです。

「好きな仕事で成功できるほど人生甘くない」という発言は先人たちのただのひがみともとれるのです。

好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない

ですので「好きな仕事で成功できるほど人生甘くない」という教えは間違いです。

だったら好きなことを仕事にして頑張れば成功するんだよね、という結論にいきそうですがそれではあまりに短絡すぎです。

そもそも何をもって成功とするのかの定義づけをしないとこの議論は成立しません。

そして仕事においても人生においても普遍的な成功の定義なんてどこにもありません。

給料が上がれば成功?

役職、地位が上がれば成功?

人脈が多ければ成功?

それは人それぞれです。

昇進して給料が上がった、でも家族との時間が減った人がはたして人生の成功者のレールに乗っているのかといえば、それはわからないのです。

家族を犠牲にしても自分は昇進に命をかけるという人であればそれは成功のレールに乗っていると感じるのでしょうが、家族第一主義の人にとってはそれはむしろ不幸でとても成功とは感じられません。

つまり成功の定義なんてその人の主観だけなのです。

「成功=幸せと感じられる状態」です。

ならば幸せと感じられるかどうかなんてホント自分自身の思い込みだけです。

結局自分の成功とは自分で決めるものなのです。

要はマインドセットの問題。

そして「好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない」というのは最低条件です。

つまり好きな仕事なら必ず成功できるとは言ってないわけです。

少なくとも、仕事は好きでいなくちゃいけない、それは大前提だということです。

その上で成功かどうかなんてあなたの感じ方しだいだよという話です。

好きな仕事にする

そしてここで私たちはある問いにぶち当たります。

「仕事は好きか?」

つまり「医療事務ははたして好きな仕事なのか?」と。

ここで半分くらいの人は思うはずです。

「いやいやそれは仕事だし。好き、キライで選んで入ってきたんじゃないし。やらなければいけないもの、それが仕事でしょ。」と。

それはそのとおりなんですが、それでは絶対成功しない、幸せにはなれません。

天職という言葉がありますが、天職というのは「見つける」ものではなくて「そうする」ものです。

つまり今の職を自分の天職にしていくものです。

自分の生まれつきの性質に合った職業に出会うことなどほぼありません。

というかそんなものそもそも自分でわかるはずがない。

世間で「これが私の天職です」と言っている人の大半は自分が就いた職業をあとから天職にしていっただけです。

基本すべてあとづけです。

そしてまさしく私もあとづけです。

私の医療事務人生の第一歩はカルテ室でした。

来る日も来る日もカルテを出庫し、搬送機で送る、また戻ってきたカルテをなおすという作業の繰り返し。

一体何が楽しいんだ?これが医療事務?

そう思っていました。

そもそも医療事務ってどこからどこまでを指すのかもよくわからない状況。

やりがいなんてあるはずがありません。

ただの食いぶちを稼ぐためだけの手段、職業としてのあくまで一つの選択肢。

それが私が最初医療事務に抱いていた感想です。

しかしそこから、入力計算を覚え、レセを覚え、DPC、診療情報、経営企画といろんな分野を経験していくうちに、食いぶちを稼ぐためだけの手段ではなくなっていました。

天職かどうかなんてこともどうでもよくなっていました。

そこにあったのは「もっと突き詰めたい」という探究心でした。

「一体何が楽しいんだ?」から「もっと突き詰めたい」に至る道のりには何があったのか?

それはひとことで言えば「自己効力感」です。

【セルフエフィカシー】自己効力感を持とう!【やる気アップ】

自分の成長が実感できて、自分はできるんだという思いが持てるようになったのです。

そしてその思いは小さな成功体験の積み重ねがあったからこそ得られるようになったのです。

成功体験が動ける医事課員を作る【医療事務で大切なこと】

最初はなんとも思っていなかった仕事がいつの間にか好きな仕事になっていたのです。

捨てるべきもの

今の仕事を好きなものにするには自己効力感を高めることが近道です。

要は自分はできるんだという自信を持つことが大切なのです。

そこで自信をつけるために絶対捨てるべきものというものがあります。

他人との比較

 

・意味がない、きりがない。それは比べようのない存在。

 

・自分らしいことがしづらい

 

・自分らしさ、自分の強みを見つけることが大事

 

 

我慢して耐えること

 

・イヤなことに時間を使うことをやめる

 

・自分が苦手なことは助けてもらい、代わりに自分の強みで周りに貢献する

 

 

不安を避けること

 

・向き合えば解決できる

 

・見ないから怖いだけ。得体が知れないものは怖いというだけ。

 

 

忠誠心

 

・貢献心であるべき

 

・ハナから従うというスタンスは思考停止なだけ。いかにギブできるかということをつねに考える。

ネガティブな思考は全部捨てる。

これが大事です。

まとめ

「好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない 」とは

・成功するには仕事は好きでいなくちゃ話にならない

 

・その成功とは自分のマインドセットに左右されるもの

 

・そのマインドセットの肝は自己効力感と成功体験である

ということです。

誤解を恐れずに言うと私は仕事は「楽しくなけりゃ仕事じゃない」と思っています。

「いやいや仕事なんだからそんな常時楽しいはずがない」という意見はごもっともです。

ですがここでいう楽しさとはそういうものではないのです。

 

「勝負事で、本当に楽しむ為には強さが要る」

これはハイキューで出てくるセリフなのですが、これは仕事でも一緒だと思うのです。

(出典:「ハイキュー」より)

つまり、勝負事など結果を求めたいとき、本当に楽しいと思えるためには、強さすなわちその勝負に関する知識やスキルが絶対必要だということです。

その準備がないと本当に楽しむなんてことはできない。

そしてこれを医療事務に置き換えた場合、楽しめていないということはまだその強さ、すなわち医療事務の知識もスキルも不足している状態だということです。

だから楽しくないのは自分の努力不足だということです。

逆にいえば、知識もスキルも一定レベルまで引き上げることができれば楽しむことができるということです。

つまり楽しめていないうちはまだ半人前ということです。

プロとして仕事をするレベルにまだ達していないということ。

だったらプロとして十分な働きをするには、そして自分で仕事が楽しいと思えるようにするには、自身のレベルアップは必須なのです。

そしてそれには終わりはないのです。

自己研鑽のない医療事務員はプロとはいえない。

私はそう思っています。

そしてそんな人にこそ言いたいのです。

好きでもない仕事で成功できるほど人生甘くない!

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