【2022年版】医療事務で働く上で役立つ本6選

あなたは

「毎日仕事を頑張っているが、なかなか成果を出せない」

「一生懸命やっているのに評価されない」

「仕事がうまくいかなくてストレスがたまる」

って悩んでいませんか?

このような仕事に関する悩みを抱えている人は多いでしょう。

「自分に医療事務は向いていなかったのかな?」と真剣に悩んでいる人もきっといるはずです。

そういう仕事で壁にぶち当たったときこそ、本から気づきを得たいもの。

今回紹介する6冊は実際僕が読んでみて気づきを得た本です。

誰にでもはまるとはいいませんが、読んで損はない6冊です。

ぜひ最後まで読み進めてみてください。

【2022年版】医療事務で働く上で役立つ本6選

【その1】自分を変えたい、自分の強みを知りたいっていう人はこれ

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0
トム・ラス(著)、古屋博子(訳)

成功を収めたすべての人に共通するのは、自分の才能とその活かし方を知っていること。

 

それがわかれば、欠点さえ強みになる。さあ、あなたの眠れる強みは何か。

 

自分の強みがわかるウェブサイト「ストレングスファインダー」へのアクセスコード付き。

本書は本というより、ストレングスファインダーを受信するためのアクセスコードを得るのが主目的です。

そのため中古で買っても何の意味もありません。

ストレングスファインダーとは本についているアクセスコードをサイトで入力しその後出てくる数ある質問に答えていくと、34種類ある強みの中から5つの自分の強みを知ることができるものです。

本の内容は、ほぼその診断結果を解説する内容でそれがメインではありません。

ストレングスファインダーを受けるのはアクセスコードひとつにつき1度限りなので、家族2人分のストレングスファインダーを受けようと思えば2冊新品を購入する必要があります。

ですがその価値は十分にあります。

才能はあなたに見出されるのを待っています。

ですが多くの場合才能は未開発のままで、本来の自分の強みをよく理解しないまま我々は人生を歩んでいます。

受けたことがない人はぜひ1度ストレングスファインダーを受けてみてください。

必ず才能を開花させるための指針となるはずです。

本書には自分の強みを活かすためのアイデア、ヒントが詰まっています。

ストレングスファインダーを受ける前と後とでは、確実に自分の行動が変わっていることに気づきます。

明確な目的意識、目標設定がしやすくなりそれが行動へとつながります。

自分の進む道がはっきりと見えてくるはずです。

自分で自分の才能に気づくというのはかなり難しいのでこの本はおすすめです。

 

【その2】人間関係の悩みをどうにかしたいっていう人はこれ

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見一郎(著)、古賀史健(著)

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。

 

欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いにきわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。

 

この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知ってあなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。

 

さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。

アドラーブームに火をつけたベストセラー本です。

すでに読んだことがある人も多いのではないでしょうか。

アドラー心理学とは人は変われる、幸せになれるという前提にたち以下のように考えるのが特徴です。

・人は過去の原因に突き動かされるのではなく、自ら定めた目的に向かって動いていく

 

・いかなる経験もそれ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。どんな意味付けをするかにより、現在のあり方が決まる

 

・人間の悩みはすべて対人関係の悩みである。どんな種類の悩みであれそこには必ず他者の影が存在する。

その中で代表的な概念のひとつが「課題の分離」というもの。

課題の分離ができるだけで仕事のしやすさは格段に違ってきます。

医療事務では仕事の特性上、接する人間の数というのが多くなります。

患者、その家族、同僚、上司、医師、他部署スタッフ、外部機関など。

しっかり自分と他者の責任の線引きができていないと、そのストレスは自分にばかりかかってきます。

そうならないためにどうするか、どのように状況をとらえるかということがとても大事。

それができずに苦しんでいるという人も少なくないでしょう。

そういう人にこそぜひ読んでほしい1冊です。

 

【その3】まさにストレスを力にする1冊

スタンフォードのストレスを力に変える教科書
ケリー・マクゴニガル(著)、神崎朗子(訳)

不安、プレッシャー、過去のつらい経験はエネルギーの源。

 

私たちは、「ストレスは悪いもの」と思っている。

 

しかし、その思い込みこそが有害だとしたら―?

 

本書では最新の科学的実験と実際のストーリーをもとに、「困難を乗り越えて強くなる方法」を解き明かしていく。

当ブログでは過去にいくつものストレス、メンタル、マインドセットについての記事を書いています。

つまりそれは、それだけ医療事務でストレスに苦しむ人が多いということの裏返しでもあります。

実際いろいろなケースを見てきました。

僕はこの業界しか知りませんので他の職種との比較はできませんが、医療事務でメンタルが病む割合はかなり高いと感じています。

またそこには明確な対処法などなく、個人の資質の問題だと見られがちです。

しかしそうではない、正しい知識、科学的知見にもとづいた考え、行動がとれれば大丈夫なんだということを本書は示してくれています。

大丈夫どころか「ストレスを力に変えることができる」とまで断言しています。

読んでもらうと間違いなくストレスに対する認識が180度変わります。

今までの自分の常識、思い込みがすべて逆転します。

本書を読み終わった後、ストレスは必要だということの真意がわかります。

ストレスの活かし方がわかります。

ストレスってマイナスイメージですか?

あなたがもしそう思っているのであれば本書を読むべきです。

そうでないと一生損をしたまま生きることになります。

ストレスに悩む人は全員この本を手に取るべきです。

それくらいおすすめです。

 

【その4】最後はあなたが勇気を出して自分の人生を変えるしかない!働き人必読の書

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
北野 唯我 著

転職のあらゆる不安と焦りに「答え」を出す!・「年収は下がるけど、魅力的な会社」への転職はありか・伸びる仕事、なくなる仕事の見極め方・「中途で入るべき会社」と「新卒で入るべき会社」はどう違うかなどをストーリー形式で一挙に解決! 一生稼げて、心から納得のいく仕事を見つける方法。

これは転職の方法やテクニックを書いている本ではありません。

また転職はするべきだと煽っている本でもありません。

この本はそんな狭い範囲の内容を語っているわけではありません。

転職の思考法というところから、仕事への考え方を教えてくれる本です。

医療事務員はもとより、世の多くの会社員たちはみんな一度は転職ということを考えたことがあると思います。

それは本気で考えた人もチラッと思ったことがある人もすべて足せば、ほとんどの人が該当するのではないでしょうか。

そしてみんなすごく悩んだんじゃないでしょうか。

でも結局決められないみたいな人も多いんじゃないかと思います。

結局みんなわからないんです。

なぜなら転職に対する明確な評価軸がないからです。

多くの人がどんな考え方でキャリア選択すればいいのかがよくわからない。

つまりそこの基準がないから決められない。

そういうことなのです。

本書はその部分をわかりやすく説明してくれています。

内容の一部は記事にしました。

【医療事務と転職】転職するつもりがなくても転職を目指せ【転職の思考法】

大事なことは自分の明確な判断軸を持つことです。

そして次の2点を自身に問うてください。

・今の場所に居続けて自分の市場価値は向上し続けるのか?

 

・仕事の難易度と自分の実力はちょうどいいバランスになっているか?

そもそも市場価値とは何なのか?

仕事において市場価値がすべてとは言いませんが、その理解は必須です。

市場価値はどうやったら高められるのか、何が大事なのかということはきちんと理解しておくべきです。

また、今自分が挑んでいる仕事はちょっと難しいちょうどいい難易度か、ということもつねに確認しておくべきことです。

上記の2点で1つでもNoがあるのであれば、今の環境からは抜けるべきかもしれません。

結局、自分の人生に100%腹落ちしていればそれ以上に幸せなんてことはないのです。

ですが少なくとも上記2点の両方にYesと言えなければ、100%の腹落ちなんてムリです。

だってそうでない環境って間違いなくつまらないから。

仕事において楽しいの反対語は「つらい」ではなくて「つまらない」です。

つまらない仕事をしていて幸せなんて感じれません。

あなたは「今の私の仕事は最高だ」って胸をはって言えますか?

もしまだ言えないのであれば、仕事に向かうマインドセットを整えておく必要があります。

本書はその手助けになること間違いなしです。

 

【その5】リーダーシップは全員必要!自分の人生をリードするためのリーダシップ論

採用基準
伊賀 泰代 著

マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた著者が初めて語る。

 

地頭より論理的思考力より大切なもの

採用基準というタイトルですが本書は「リーダシップ」の本です。

リーダシップってなんぞやというところにフォーカスして書かれています。

端的にまとめると、リーダシップとは、「達成に主体的に関わって自らチャレンジし、人を動かしていくスキル」だということです。

これも記事にしています。

【医療事務とリーダーシップ】リーダーシップとはなんぞや?【採用基準】

上記の記事では触れていないその他の大事なポイントを上げておくと、

リーダシップが機能するには成果主義という前提が不可欠

ということです。

またリーダシップを持っている人の4つの行動特徴としては

1.目標を掲げる

 

2.先頭を走る

 

3.決定する

 

4.伝える

ということがあげられます。

詳しくは本書で確認してください。

重要ポイントは

・リーダシップは全員に必要

 

・リーダシップは後天的に学べるスキル

ということです。

ぜひそういう意識を持ってつねにリーダシップを発揮できるようになりましょう。

 

【その6】あなたには周りを巻き込む力があるか?人を言葉で動かす力を手に入れるために覚えるべき必殺技集

1分で話せ
伊藤 羊一 著

世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

本書はプレゼンの極意ともいえる本です。

ですが医療事務員の人たちはそもそもプレゼンなんて関係ないし、と思うかもしれません。

ですがそうではありません。

要はいかに相手に動いてもらうかということを噛み砕いて解説している本なのです。

どうやったら伝わるのか、いやそれよりも大事なことは、どうやったら動いてくれるのかが大事なのです。

つまりプレゼンとは相手を行動させるために存在しているのです。

であるならば、それは別にプレゼンに限らないのです。

我々医療事務員はいかに他部署の人たちも巻き込んで業務改善していくか、病院運営をしていくかということを求められています。

ですのでどうやって話すか、どうやって伝えるか、どうやって動かすかがとても重要。

本書にはその極意が散りばめられています。

本文はとてもわかりやすく書かれており、非常にサクサク読み進めていけます。

それでいてとても勉強になることばかりです。

僕が大事だなって思ったのは次の3点です。

・いらない言葉はとことん削る

 

・3段ピラミッドを作る

 

・リトルホンダを作る

まとめ

 

せっかく本を読むのですから、学んだ知識はしっかりと自分の血肉としたいものです。

そのためには

・本を読む目的を決める

 

・読んだらアウトプットする

ということが大切です。

本を読むこと自体が目的になってしまうと、「読んではみたもののスキルとして身につかなかった」というにもなりかねません。

そうならないためには、「本を読んでどんな知識を得たいのか?」という目的意識をしっかり持つようにしましょう。

そしてまた、ただ読書しただけでは知識は脳に定着しません。

本から知識を得たら、必ずアウトプッするという習慣をつけましょう。

それは人に話すでもいいし、ノートにまとめるでもいいです。

そうすることでスキルとして身につく割合が高くなります。

今回紹介したうち1冊でいいので手にとって読んでみてください。

きっといい気づきを得られるはずです。

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