新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の特例的な対応を見る その⑤【レムデシビルの取り扱い】

新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の特例的な対応を見る その⑤【レムデシビルの取り扱い】

結論 

レムデシビルは評価療養に該当します。

 

<疑義解釈 その10より>

ポイント

レムデシビルは2020年5月7日に特例承認されました。

 

通常は薬事承認後、薬価収載希望書が提出されますが、レムデシビルについては現時点では出されておらず、ギリアド・サイエンシズが無償提供します。

 

医療保険上、承認後保険適用前の医薬品は、保険外併用療養(評価療養)として投与可能です。

 

レムデシビルの場合も、これに類似するものとして扱われます。

 

レムデシビルの投与は重症患者が対象です。

 

新型コロナウイルス感染症の入院は公費負担であり、レムデシビルも無償提供されることから、患者負担は発生しません。

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