「ものごとの事実は変えられないがとらえ方は変えられる」
私がいつも思っていることです。
心の持ちよう、バイアスを排除することで目の前の景色はまったく違うものになります。
今回は仕事というか生きるための考え方について述べていきます。
目次
【誰にでもできる!】「よかったね」マインド最強説
結論
いつでも「よかったね」という見方ができる人になりましょう。
合い言葉は「よかったね」
以前にこんなツイートをしました。
✅仕事でミスをした
→自分と向き合う機会を得られてよかったね✅資格試験に落ちた
→もう1年勉強できてよかったね✅病気になった
→健康管理の大切がわかってよかったね✅無職になった
→人生をきちんと考えられる時間ができてよかったねなんでもプラスに考えたら人生は楽しい✨
— トシ@医事課の思考 (@ijika_no) May 22, 2020
これを読んでどう思いましたか?
あなたもこう思いますか?
たぶん「そんな風には思えません」っていう人が多いはずです。
あまりにも能天気すぎない?って思う人もいることでしょう。
でもそうではないんです。
これは決して能天気な考えではないのです。
要は人生ってマインドセットしだいだよねってことです。
つまり思い込んだもん勝ちってことです。
たとえばこういうことです。
あなたが信号待ちで車を停車していました。
するとそこへ後続車がぶつかってきました。
そのときあなたはどう思いますか?
「なにさらしてくれてんねん。しばくぞボケ。」とブチ切れる人や「もう信じられへん。勘弁してよ。」って思う人が大半だと思います。
怒り具合は人によっていろいろでしょうが、共通していえるのはみんな負の感情であるってことです。
ですがこう考えるとどうでしょうか。
「バンパー古かったから新品に換えてもらえる、ラッキー」
実際にはバンパーだけがへっこんだだけだとしても、シャーシがノーダメージかといえばそんなことはわからないわけで決してラッキーではありません。
ぶつけられてラッキーなんてことは絶対ないのです。
ですがぶつけられた事実がもう変わらないのであれば、あと変えられるのは自分の見方だけです。
そしてそこを変えるだけのことで負の感情を持たなくて済むのであれば、そうしないことはすごく損なんじゃないかなって思うのです。
「いやいやそんな風には思えない」という人は多いはずです。
そして私の意見に賛同する人も少ないはずです。
「そんなのただの思い込み」「現実逃避?」そう思われるかもしれません。
でもそうではないのです。
むしろ現実はめちゃめちゃ直視しています。
何が言いたいのかというと、どうにもできないことに負の感情を抱くことは時間のムダだし、ただメンタルをすり減らすだけだからやめましょうってことです。
そしてそこを逆にプラスの感情にできるのであれば、マイナス1がプラス1になって2倍お得ですよってことです。
だから何があっても「よかったね」、合い言葉は「よかったね」なのです。
仕事でミスをした、怒られた、周りに迷惑をかけた。
ここで普通の人ならば「もう最悪」って考えます。
でもその思考ではまた最悪のできごとはいずれ出てきます。
なぜならそれこそが現実逃避だからです。
現実に向き合わず、時間が経てば忘れていく。
そこから得られる気づきなんてものは何もない状態。
だからこそ「仕事でミスしてよかったね」なのです。
わかっています、仕事でミスして良いわけがないことくらい。
ですが何度も言いますが、起こった事実は変わらないのです。
であるなら最悪だと落ち込むことには何の意味もないのです。
落ち込むことで事態が好転するならいくらでも落ち込みましょう。
最悪だと言い続けましょう。
でもそんなことをしても状況は変わらないのです。
むしろミスをしたことの本来の原因、問題の本質を考えることを放置しているだけです。
だからこそ「自分と向き合う機会を得られてよかったね」と思うべきなのです。
ミスをしたことなんて最悪でもなんでもありません。
最悪なのはそのことに真正面から向き合わないその姿勢です。
人としての強さって何か?
それは自分と向き合えるかどうかです。
そしてその強さは苦境に立たされたときに問われるものです。
そのとき「最悪」って思うのと「自分と向き合えるチャンスが来たぞ」って思うのとでは天地の差があるということです。
「よかったね」マインド
いやそれでもそんな風には考えられない、悲観的に考えるのは性格なので、という人もいるでしょう。
ですが大丈夫です。
性格は変えられなくても行動は変えられます。
そして行動を変えることができればものごとのとらえ方も変えることができます。
「よかったね」マインドは後から作れるのです。
私も昔は悲観的なものの見方をしていました。
仕事で失敗して落ち込んで、怒られてまた落ち込んでみたいな。
そんなときに「自分と向き合う機会を得られてよかったね」なんてみじんも思わなかったし、将来そんな考え方ができるようになるとも思っていませんでした。
「よかったね」マインドを作るその難易度は個人差がかなりあります。
周りにそんなマインドの人がいたという人であれば、もうすでに「よかったね」マインドは身についています。
親だったり兄弟だったりがそんなマインドの人であれば自然と自分もそうなります。
ですがそんな環境で育ってきた人ってなかなかいません。
むしろ
・車をぶつけられた→バンパーを新品にできてよかったね
・無職になった→人生をきんと考えられる時間ができてよかったね
なんて思う人が周りにいたらこの人おかしいって思うはずです。
たぶんそれが普通の感覚です。
でも普通ってなんだろうって思うのです。
大多数の人が思っていることが普通なんでしょうか?
いいえ、そんな個人の感覚に多数も少数もないのです。
何が正しいか、おかしいかなんていう基準はないのです。
その基準は自分の中にさえあればいいだけのこと。
自分の中に確固たる決意とそれにもとづく軸さえあれば周りの意見なんてもはや関係ないのです。
人生の成功の基準は自分で決めるものです。
だったらたとえ無職になったとしても、それをプラスに考える人がいても普通だし、それはダメだと他人が批判することには意味がないのです。
だから周りにまったく「よかったね」マインドが理解されなくても気にすることはありません。
むしろそんなマインドを持てている自分を誇りましょう。
「よかったね」マインドの方が絶対人生得なことが多い、それは間違いないです。
まとめ
だったらどうすれば後天的に「よかったね」マインドを手に入れることができるのか?
手段として3つ上げておきます。
・周りと比べない
・自分に集中する
・楽観主義になる
結局のところ「揺るぎない信念のもと、自分と向き合い自分の信じた道を進む」ことが最重要です。
そして且つ楽観主義者であること。
そうすれば「よかったね」マインドが次第に持てるようになります。
ですが一気にはムリです。
歯の矯正のように徐々に変えていく必要があります。
マインドを一気に変えようとすると間違いなく途中でポキって折れてしまいます。
やはり日々の積み重ねが大事なのです。
具体的なメソッドとしてはやっぱり瞑想がおすすめです。
体感的には毎日瞑想することが「よかったね」マインドに近づく最速手段です。
ぜひ始めてみてください。
1年後あなたの見る景色は間違いなく変わっているはずです。