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「できません」と言う人 VS 「できません」と言わない人【正解はどっち?】

このブログは主に過去の自分に向けて書いています。

若かった頃の自分、がむしゃらだった頃の自分に対して、人生の先輩である今の自分であればどうアドバイスできるかを考え書いています。

そして今日のテーマはまさにそのような内容です。

仕事を頑張るってどういうことなのかを述べていきます。

「できません」と言う人 VS 「できません」と言わない人【正解はどっち?】

結論

正解は自分のアタマできちんと考える人です。

できませんというのは負け

仕事をしていると人は2種類に分かれます。

それは「できません」と言う人と言わない人です。

というか「できません」と言える人と言えない人です。

そして多くの人はそこに至る思考が十分ではありません。

つまり、「できません」と言う人はつねにできませんと言い、そう言わない人はつねに言わないということです。

熟考して「できません」と言う人はあまり見たことがありません。

もう条件反射のように「できません」という人は今回は置いておきます。

それはそれで非常に問題ですが、話すと長くなるのでそれは別の機会にしておきます。

今回問題にするのは「できません」と言えない人です。

そしてまさにその言えない人が昔の私です。

その頃を思い返すと当時確実に持っていた考えがあります。

それは「できませんと言うのは負け」だというものです。

みなさんの中にもそういう考えの人っているんじゃないかと思います。

でもこれってそもそも仕事の本質からズレているんです。

もちろんがむしゃらに頑張ってやり抜くってことは仕事をする上で大事なことです。

特に若いうちはそういう経験もときには必要です。

でもなんでもかんでも請け負って「僕やります」「できます」って言うのは何のための仕事か、誰のための仕事かっていう視点が抜けているんです。

それはただ「期待を裏切りたくない」「よく見られたい」という自己保身意外の何ものでもないのです。

結局は自分のことしか考えていないのです。

「できません」と言うことで自分の評価が下がるのではないか、そう考えているってことです。

でもホントに評価が下がるのってそこじゃないのです。

確かに上司が頼んだ仕事をできないということで上司の期待を損ない、一時的に評価が下がる場合もあるでしょう。

ですが「やります」「できます」と言った仕事をやりきれていなかったり、クオリティが低かったりする方がよっぽど評価は下がります。

なによりできてる前提で想定していた上司の計画や全体の進捗に大きな影響を与えてしまいます。

昔、査定・返戻担当を任せていた担当者が返戻処理をとどこおらせていたことがありました。

その担当者は他にも担当を持っていて、はたから見ていても結構な業務量に思えたのですが本人は「大丈夫です」と言っていました。

しかし保険者から返戻したレセプトが返ってきていないという連絡があり調べてみると、その担当者がまだ自分で持っていたのでした。

その理由を聞くと「他の担当業務もあり、そこまで処理しきれていなかった」ということでした。

この担当者がいけない点はいくつもありますが、一番悪いところは自分を優先しているということです。

レセプトの重要性、部署でのチームの一員としての役割の重要性は二の次で自分の体裁を最優先しているということです。

返戻処理を遅らせることで患者、保険者にどのような影響が出るのかをわかっていない。

自分の担当業務を完了させられないことで、どれだけ周りに迷惑をかけることになるのかをわかっていない。

結局「やります」「できます」というその場限りの言葉で一時的に体裁を保つことはできますが、最後は自分への信頼という最も大切なものを失います。

やはり必要になってくるのはメタ認知です。

自分を客観的に見ることができる目です。

それがあれば「できない」のに「やります」「できます」と言うことで先々どういうことが起こるかということが想定できます。

そして、それならば今この頼まれた仕事をどうするべきなのかがわかるのです。

またフィジカル、メンタルへの影響も軽視できない点です。

なんでもかんでも「やります」「できます」ということで自分にかかるストレスというのは自分が想像しているよりもはるかに大きいです。

昔の私は「できませんというのは負け」教に入信していましたので、基本すべて「やります」でした。

そしてもちろんすべてやりましたが、当然それなりに残業もしました。

まだ若かったので体力的にきついというのはあまりなかったですが、メンタルは結構きつかったはずです。

というのは自分ではわからないからです。

自分ではそれが普通と思っていましたので。

ですがやたら鼻血が出ていたのは覚えています。

それぐらい頑張っていたのです、と言えばそれっぽく聞こえるかもしれませんが本当はそうではありませんでした。

ただ周りの期待を裏切るのが怖かっただけです。

「できない人」と思われたくなかっただけです。

結局は自己保身なのです。

全体のことなんか何も考えていない。

つまり本来の自分の実力という核心部分とは向き合おうとはせずに、周りが自分を見る目という表面的な外側だけを気にしていただけなのです。

できませんは負けというそのマインドセットがすでに負けなのだという話です。

代替案はあるか?

だったらできないときは「できません」って言えばいいんですね、というのは短絡すぎます。

当然できない場合はできないというべきです。

ですが多くの人はそこの判断が早すぎるのです。

というか考えていない。

ムリなものはムリ、できないものはできない。

そういう物言いの人って案外多いです。

でもよく考えてほしいのです。。

あなたの上司はそこまで無能なのかと。

もう担当業務がパンパンで他の業務はムリという人に、平然と仕事を放り込んでくる人ですかと。

「はい、そうです」という人には申し訳ないですがご愁傷様ですとしか言えません。

ですがそんな人は多くないはずです。

大部分の人はどこかしらに余裕というのは残っているはずです。

そのマージンをどれくらいとるのかは個人の考えによりますが、少なくとも上司は仕事を持ってくる時点でそんなことはわかっています。

わかっていて指示しているのです。

だからよく考えてほしいのです。

本当にできないのかを。

そして本当にできないと自分が思うのであれば、上司の見立てと自分の見立てに乖離があるのです。

それがどうして起こっているのかをきちんと考えるべきです。

上司が思っているほど自分の現況はそんなに余裕がないんだと感じているのであれば、それを伝えきれていないあなたにも問題はあります。

そしてまた「忙しいからできない」という理由は理由にならないということを認識しておくべきです。

それはあくまであなたの認識であって、上司の認識とは違うのです。

仮にどうしてもできない、またはどうしてもやりたくないというのであれば、必ず代替案を出してください。

でないと上司は絶対納得しません。

あなたの感想なんてどうでもいいのです。

できない周知の事実、根拠、そして代替案、そこまで用意した上で「できません」と言いましょう。

相手の依頼に対して「できません」というのはそういうプロセスがあっての答えじゃないと意味がないのです。

ですので即答なんてありえないわけです。

まとめ

「できません」と言う人と「できません」と言わない人ならどちらが正解なのか?

それはどちらも正解とは言えません。

正解は、自分のアタマできちんと考え能動的に動ける人です。

 

そして、仕事をしていて「できません」と言えない人は仕事ができない人です。

それは自分のアタマで考えていないから。

仕事の優先順位、重要度、周りへの影響、未来への影響を考慮したとき、できない仕事というのは必ず出てきます。

本当の意味での「できません」と言える人こそが真に仕事ができる人なのです。

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