以前に「反面教師は最高の教師」という記事を書きました。

今回はその内容ともかぶりますが、上司ガチャでハズレを引いたらラッキーだと思え!ということについて話していきます。
目次
【逆転の発想】上司ガチャでハズレを引いたらラッキーだと思え!
結論
反面教師のマインドセットがあなたを成長させます。
上司ガチャ
「上司ガチャ」という言葉があります。
これはソーシャルゲームのコア機能である「課金ガチャ」になぞらえたものです。
「ガチャでいい上司を引いた」「ガチャでヤバい上司を引いた」というように使います。
要するに部下は上司を選べないというたとえです。
そういう意味では上司も部下を選べないので同じですが。
だから組織というのは基本的に「上司ガチャ」「部下ガチャ」で成り立っているわけです。
確かに部下ガチャの方はまだ上司の意向に沿える部分はあります。
上司の思い描く体制に持っていくために、人をごにょごにょ動かすなんてこともできないこともありません。
ですが部下の方は完全に上司はガチャです。
自分の意志なんて関係ないし、配属された部署、任された担当業務を行うしかありません。
まあそれがピラミッド組織というものです。

だから上司ガチャでクソ上司を引いたところで部下にできることは特にありません。
ソシャゲーならリセマラという技が使えますが、これを仕事で使うとなるとそれはイコール転職となってしまいます。
だからおいそれとリセマラも使えません。
こうなるともう詰んでいるかのように部下は感じます。
でも実際はそうでもないのです。
先ほど部下にできることは特にないと言いました。
ですがそれは組織の一員として組織の体制に対しては無力だという話なだけで、個人的にはやれることはあります。
それはマインドセットを変えることです。
クソ上司こそ最高の見本
人には2パターンあります。
昔上司や先輩から厳しく、理不尽に指導されたという場合、今自分がその立場になって、同じように厳しく、理不尽に指導するという人が1つ。
もう1つが自分はそうされてイヤだった、つらかったからこそ、下の子には誠意や優しさを持って指導するという人です。
そして僕の経験則でいいますと、比率としては前者の方が多いです。
だからこそいつまでたってもクソ上司の数は減らないのです。
クソ上司に育てられた人がまたそんな上司になっていくのですからこれは当然です。
そしてこの人たちに足りないものは第三者的な視点です。
つまり俯瞰力です。
それがないから「こいつムカつく」「この人無能」としか思えないのです。
そしてそんな主観的な視点しか持てないでいると、いつしか自分もそんな上司のようなふるまいをとるようになります。
ですが自分ではそれに気づけません。
そして知らぬ間に自分がかつてのクソ上司のようになっているのです。
そうではなくて、ここでそのクソ上司を反面教師にするという視点を持つことができればすべては変わります。
・何かを始めるときは、そうなりたい人を見本にする
・何かをやめたいときは、ダメな人を見本にする
人生においてこれは鉄則です。
であるならば、こんなクソ上司のようには絶対なりたくないって思うのであれば、その人を見本にすればいいのです。
要するに反面教師です。
「こいつムカつく」と思うだけじゃなくて、「こんな人のようになったら終わりだな」「自分では自覚がないんだな、かわいそう」という見方ができれば、自分にとっては良い教訓ばかりが日々積み上がっていきます。
すべてはあなたのとらえ方しだいだということです。
まとめ
反面教師のマインドセットが持てるようになると、周りのすべての人が自分のメンターになります。
他人を批判することは簡単ですが、それではいつまでたってもあなたは成長しません。
成長したかったら学ばなければいけない。
学び取ろうという意識を強く持っていなきゃいけない。
そのためにはつねに反面教師のマインドセットを携帯しておくべきです。
さらにこれがあると、イヤな人がイヤな人じゃなくなり(自分の教師ですから)その人に対するストレスもぐっと下がります。
いいことずくめですのでぜひ今日から携帯してください。