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「自分でやった方が早い」に正義はあるか?

最近は自戒を込めてという記事が多いのですが、今回もそんな内容です。

それは人に教えるぐらいなら自分でやった方が早いという話です。

そういう場面、タイミングというのは誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

今回はその点にフォーカスします。

「自分でやった方が早い」に正義はあるか?

結論

正義はないです

短期的視点と長期的視点

本来人に何か仕事を頼むという行為はすごくめんどくさいものです。

自分以外の誰かに仕事を頼む以上、どうやってほしいのか、どこがゴールなのかの説明をしなければならないからです。

その仕事を相手もある程度やったことがあって、概要をわかっている状態であるならばそれほど苦労はしませんが、そんなことばかりでもないわけです。

相手がまったくその仕事のことを知らない場合はイチからの説明となり、説明するだけでもかなりの時間を要します。

そしてその後仕事を依頼したとしても、そのつど質問されたり、また完成後のチェックを行ったりとやるべきことは増えていきます。

そんなとき「自分でやった方が早い」という思いに行き着く場合があるわけです。

この思いを一概に正しい、間違っていると区分けすることはできません。

なぜならもう納期が近い、提出期限間近という段階において悠長に人に依頼している暇はありません。

その場合は自分でやるということの論理は一応とおっています。

そもそもその段階になる前に人に頼っとけよっていう話でもありますがここでは置いておきます。

今の例からもわかるとおり、「自分でやった方が早い」という考え方は短期的な視点でいえば正しいとも言えます。

でも長期的な視点でいえば完全に間違いです。

「自分でやった方が早い」という思考はどうやったってその場しのぎにしかならないのです。

毎回毎回その場しのぎをするぐらいなら、一回とんでもない時間がかかったとしてもきちんと人に説明して、やってもらった方がよっぽど楽になります。

結果的にそっちの方が断然早いということになります。

この人しかできない仕事

「その仕事はこの人しかできない」というたぐいのものが皆さんの周りにはないでしょうか?

これは意外に多いはずです。

そもそも誰がどんな仕事を持っていて、その詳細はどういうものかというところまではみんな知りません。

自分が本当にその仕事を担当するまではみんなそこまで興味ありません。

そんな他人のことまで構ってられないです。

であるならば、この人にしかできない仕事というものがたとえあったとしても、周りはそんなことは知りません。

その人がなんの滞りもなくその仕事をこなしている限り、そしてその人自身が誰かにそのやり方を教えようとしない限り「その人しかできない仕事」というのは残り続けます。

これは長期的視点で見るとすごいリスクなのです。

極端な話、あしたその人が入院したらどうするの?ってことです。

そしてこれは多くの医事課で十分起こり得る話のはずです。

全国の医療事務員の中で自分しかできない仕事があるって人は結構な数いると思うのです。

その中には半ば意図的にその状況を作り出している人もいます。

なぜそんなことをするのかといえば、自分の存在価値を高めるためです。

自分にしかできないのだから自分は絶対必要だと思いたい人です。

これははたから見ているとすごく滑稽に映るのですが、本人は至ってマジメです。

真剣にそう思っているのです。

そうやって自分だけの仕事として多くの仕事を抱えてしまう人って一定数いるのです。

でもそんな人は結局自分のことしか見えてません。

全体のことを考えるのであれば、一刻も早く他人に仕事を任せるというワザを覚えないといけません。

俯瞰力

かといって、「じゃあ仕事任せますね」といって丸投げする人も中にはいます。

仕事の丸投げってやってる方はその自覚はありません。

なぜなら自分は全部知っているから。

だからできて当たり前の前提で説明するのです。

そして自分ではちゃんと説明したつもりでいる。

「丸投げって言われると心外です」っていう人は多いと思います。

ですがそれは丸投げなんです。

相手側に立った説明ができていない時点で丸投げなんです。

俯瞰した視点での説明というものがないのであれば、それは丸投げか、ほぼ丸投げです。

やはりどんなときも俯瞰力は大切なのです。

それがないと自分も周りもホント不幸です。

まとめ

「自分でやった方が早い」に正義はありません。

間違いなく自分でやった方が結果的に遅くなります。

そして何よりそれによって誰も成長しなくなります。

「自分でやった方が早い」と思う人はその仕事を他人に任せちゃって、新たな次の仕事へ行くべきですし、その人から任された人はその仕事を覚えることによって新たなスキルを伸ばせます。

「自分でやった方が早い」と思う仕事をゼロにする。

それはイコール同じ仕事ができる人が増えるということであり、医事課の総合力が上がることを意味します。

ぜひゼロにしちゃいましょう。

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