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人はみんな自分はできるって思っている【メタ認知力不足の私たち】

当ブログではつねに「仕事に最重要なのは高いメタ認知力です」ということを言っています。

ですが最近思うのです。

「そんなことを思っている人なんてほぼいないんじゃね」ってことを。

今回はこの点にフォーカスして話していきます。

人はみんな自分はできるって思っている【メタ認知力不足の私たち】

結論

とにかくメタ認知力を高めましょう。

自分のことはわからない

以前に知り合いの他院の医療事務員の方からこんな話を聞きました。

その病院では医事業務を外部業者へ委託していました。

そしてその委託している会社の管理がかなりイケてなくて、請求の抜け漏れ、誤りが結構あったそうです。

そしてそのたびに担当者を呼んで話をしていたそうなのですが一向に改善の傾向は見られず、もうそこの会社ではダメなんじゃないかという声も内部からは上がり始めていたそうです。

そんな頃、病院側で急きょ医事課職員に欠員が出て中途採用者を募集しました。

すると予想外のことが起きました。

その会社のその病院の現場の主任であった男性が応募してきたのでした。

そして数ある応募者の中から試験、面接を通過して選ばれたのが彼でした。

まあこの業界ではない話ではありません。

委託先の病院に勤めていたら一本釣りされて、そのままそこの病院職員となったという人も結構います。

ですのであり得る話ではあるのです。

しかし、その先があり得ませんでした。

新たに職員として採用されたその彼は、前にいたその会社のダメ出し、批判をし始めたのです。

「教育体制がなっていない」だの「社員にやる気が全然ない」だのまるで人ごとです。

まさにちょっと前までは自分が所属していたところ、そして自分が現場でのリーダーであったところを、完全な他人ごととして話すのだそうです。

教育体制がなっていないのは、自分が主任だったときにきちんと会社と話をしていなかったからではないのか?

やる気がない社員に対して自分は何をしてきたのか?

そんな視点が一切ないとのことでした。

もう抜けた会社は過去のもの、自分は今は病院側であるというスタンスです。

これって話だけ聞いてるとひどい話ですよね。

お前何様だよって感想持っちゃいますよね。

でも、こういうことって普段結構起こってます。

というかそんな人の方が多いような気がします。

人はとかく自分のことはわからないのです。

周りから自分がどう見えているのかはわからないのです。

その彼も自分では普通の言動をしていると思っているのでしょう。

ダメなところはダメと指摘しているにすぎないと。

しかしここで彼に圧倒的に足らないものは自身を客観的に見る力です。

周りから自分がどう映っているのかというメタな視点です。

その視点があれば自分が前にいた会社の批判、ダメ出しなんてできるはずがないのです。

つまり「あの会社はイケてない」という批判は「自分はイケてない」というブーメランであるとわかるはずなのです。

それがわからないままダメ出しをするという行為はまさに愚の骨頂です。

ですがこんなことって日常ではよく出くわします。

自分のことは棚に上げておいてよく言えるよね、ってことが皆さんの周りにも多くないですか?

結局人って自分のことは良いように見積もって、できる人だと思っているのです。

少なくとも自分ができない人だとは絶対思っていません。

失礼を承知で言いますが、僕から見て明らかに能力が低い人であっても、当の本人は決してそうは思っていません。

「平均以上効果」「ダニング=クルーガー効果」によって明らかに自分の能力を高く見ています。

【平均以上効果・ダニング=クルーガー効果って何?っていう人はコチラ】

【メタ認知】医療事務員こそ俯瞰せよ!【仕事と俯瞰力】

要するにみんな自分のことはわからないのです。

でもだったらだからこそ、他人への批判、ダメ出しはするべきではないのです。

それはすべて自分へのブーメランなんだと早く気づくべきなのです。

メタな視点

メタ認知力とは簡単に言うと「自分の行動や認知をより上位(メタ)な立ち位置から観察し、コントロールしていくスキル」のことです。

いわゆる俯瞰力、客観的視点です。

私たちにはこのスキルが圧倒的に足りていない、そう思うのです。

というか多くの人は圧倒的な主観でものごとを見ています。

だからこそ自分はできるって思うのでしょうが。

ここで少しでもメタな視点に上がれるのかどうか、そこであなたの仕事の能力が決まります。

結局仕事ができる、できないって周りが決めることです。

もっといえば上司が決めることです。

そこに自分の主観なんて1ミリも関係しないのです。

だったら一刻も早くメタな立ち位置に上がるべきなのです。

自分の言動をどれだけ客観視できるか、どれだけ自己コントロールできるか、すべてはそこにかかっています。

でもこれは言うは易く行うは難しの典型です。

それができていれば苦労はないわけです。

まずば「メタ認知」という概念を知り、つねに意識すること。

そこから始めましょう。

まとめ

人はみんな自分はできるって思っています。

これは間違いありません。

でもそれが全面的に悪いとは言いません。

自分はできないんだと卑下するよりも、自分はできるって思っている方ができる人である確立は高いと思います。

ただ、明らかに周りの評価といちじるしく乖離している人が多いなあと感じるのです。

そしてメタな視点など一切持たない院内評論家の人たちも多いなあと感じるのです。

院内評論家はいらない!【医療事務仕事論】

現実的にはメタ認知力を上げていくことってかなり難しいことです。

それは一朝一夕で身につくものではありません。

でも機会をみてはちょっとメタな視点に立ってみて、普段は意識化しない自分の行動や認知を観察する経験を積むことで、徐々にそのようなスキルが身についていきます。

ぜひ今日から「メタ認知」を意識した生活をしてみてください。

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