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優秀なプレイヤーこそつまづく!?【リーダーシップの難しさ】

スポーツの世界では「名選手、名監督にあらず」という言葉があります。

仕事の世界でも同じようなことはあります。

「名プレイヤー、名マネージャーにあらず」ということです。

今回はこの点を深掘っていきます。

優秀なプレイヤーこそつまづく!?【リーダーシップの難しさ】

結論

リーダーシップを発揮するには、プレイヤー時代の実績は捨てましょう。

プレイヤーとマネージャー

先日の記事でも同じようなことを書いたのですが、プレイヤーとマネージャーってまったく別ものです。

マネージャーはプレイヤーの仕事の延長線上にある役職ではありません。

ですが多くの場合、マネージャー(管理職)は優れた成績のプレイヤーがその仕事ぶりを評価されて昇格してなるものです。

つまり優秀な成績のプレイヤーが管理職になるわけです。

ですがプレイヤーとして優秀であればあるほど、管理職としては不向きになってくる場合が時としてあります。

たしかに、プレイヤーとして優秀、管理職としても優秀な人も中にはいます。

ですがここは完全に私見ですが、20年余りの僕の経験上そのような人は少数派です。

多数派はプレイヤーとしては優秀だが管理職としてはどうよ?って人です。

そういうお前はどうなんだと言われそうですが、僕はプレイヤーとしても管理職としても全然優秀ではありません。

ですのでプレイヤーとしては優秀だが管理職としてはどうよ?っていう人であっても僕から見れば十分優秀な人ではあるわけです。

話を戻しますが、名プレイヤーだが名マネージャーではないっていう人は意外に多いんじゃないかって思うのです。

というか名プレイヤーだからこそ名マネージャーになりにくい側面もあるのではないかとも思うのです。

その理由を3つあげます。

1.部下のできない、わからないがわからない

優秀なプレイヤーが管理職になると高い確立でこれが起こります。

要は部下のできないが理解できないということです。

自分ができる人なので、みんな当然できるだろうというハードルが高い人です。

えてしてこのような人は部下と十分なコミュニケーションがとれていません。

自分の理解度イコール部下の理解度と解釈しています。

僕自身こういう人が上司だったときがあるのですが、はっきりいってものすごくやりづらかったです。

その人自身は頭が良いので、「1を聞いて10を知る」みたいなことは普通と思っています。

全部言わずとも理解して行動できるだろうというスタンスです。

もう簡潔に言えばひとりよがりです。

部下の視点に立てるだけの俯瞰力を持ち合わせていない人です。

残念ながらプレイヤーのままだったら評価も高いままだったのに、って思えてしまう人が結構多い印象です。

2.自分でやってしまう

僕の経験則でいうと、プレイヤーとして優秀であればあるほど人にものを教えることは下手なようです。

そんな人が多いように思います。

つまり、先ほどの話と同じことで、部下がなぜわからないのかがわからないのです。

だから、教えるポイントがどこなのかがわからないのです。

結局教えることを放棄して最後は自分で全部やっちゃいます。

ですがそこには自分の教え方が悪かったんだなという思いはありません。

なぜ覚えられないんだ、できないんだという苛立ちしかそこにはありません。

やはりそこには主観の視点しか存在しないのです。

3.最初から答えが決まっている

優秀なプレイヤーというのは自分の勝ちパターンというのを持っています。

これはスポーツでも仕事でも同じです。

ですのでそんな人が管理職になると自分なりの成功法則というものを必ず持っています。

そしてそれなりに実績を上げてきた人であるほどその成功法則にこだわります。

自分の信念、やり方に固執します。

そこには柔軟な発想、周りの意見を受け入れる体制というものは皆無です。

何をするにももう最初から答えを自分で持っています。

だから部下のモチベは自然と落ちていきます。

「もう答えが決まっているんだったら、別にこっちが何言ったって意味ないじゃん」

そう思っちゃうので部下のやる気は上がることはないのです。

リーダーシップ

以前にリーダーシップについての記事を書きました。

医事課が成長するリーダーシップ、しないリーダーシップ。その違いとは?

そこでも話しているのですが、リーダーシップとはチームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力のことです。

そしてそのリーダーシップをとれていると自分で思っている行動と、周りがこの人はリーダーシップがあると思う行動とには結構な開きがある場合があります。

そうなってしまう人ってえてしてプレイヤーとしては優秀な人であることが多いです。

結局リーダーシップって、自分でリーダーシップを生み出す経験を積んで来ていないと発揮することは不可能なのです。

仕事を自分ができる優秀さと人を率いる優秀さはまったく分野が違うのです。

いくらプレイヤーとして多くの経験を積んできても、それはマネージャーの経験には活かせない。

この残念な真実を早く認識しておくべきなのです。

まとめ

管理職がリーダーシップを発揮するには、プレイヤー時代の実績は捨てましょう。

そこにすがるのは足かせにしかなりません。

プレイヤーとして自分は優秀だったという自負が強い人であればあるほど、そこに執着すると失敗します。

自分で仕事をするより、部下に自分が思うような仕事をしてもらう方が100倍難しいです。

そしてそうできていないのであれば、あなたは別に優秀なんかじゃない。

まだまだ未熟なのです。

その謙虚さがあるかないか。

いらんプライドを捨てきれるかどうか。

管理職こそマインドセットを変える必要があるのです。

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