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あなたの上司が叱らない2つの理由

誰だって上司には叱られたくないものです。

叱られていい気分な人なんていません。

「ああ今日もあの上司にどやされるのか、憂鬱だな」と毎日のように感じている人がもしいるのであれば結構ヤバイですよね。

でもかたや、「うちの上司は全然叱らないんですけど」っていう人もいるはずです。

今回はそんな上司の叱らない理由を見ていきます。

あなたの上司が叱らない2つの理由

結論

1.あなたが叱る必要がないぐらいに優秀だから

2.あなたに期待していないから

叱らない上司

僕が若い頃はまだ「理不尽」を「当たり前」と読む時代でしたから、怒られる、叱られるなんてことは日常茶飯事でした。

まだハラスメントという言葉、概念すら浸透していなかった時代です。

上司は叱ってナンボみたいな風潮がまだありました。

しかし、そんな時代は過ぎ去り、ハラスメントに敏感な社会、メンタルを病んでしまう人多数となってくると、昔のような叱り方はもうできません。

それこそ僕みたいな男性の上司が女性の部下に対して叱る場合はかなりの注意が必要です。

一歩間違えばセクハラ、パワハラ扱いとなりますし、メンタルへの影響も顕著ですので、接し方、言い方にはかなりの気をつかいます。

また自分の経験則、価値観で叱ってしまうと今どきの若手にはまったく刺さりませんので、これもまた言い方は考えないといけません。

ですので何気なく叱っているようで上司もそれなりに大変なんですよ。

昔の上司の方が言いやすかっただろうなとは思います。

でもどちらにせよ、それは良いことなんです。

部下の人から見れば叱られていることのどこが良いことなの、って思うでしょうが、その行為を上司がとっていること自体が良いことなのです。

つまり叱る上司があなたの上司で良かったねってことなんです。

もういきなり結論を復唱することになるのですが、上司が叱らない理由は次の2つしかありません。

・あなたが叱る必要がないぐらいに優秀だから

 

・あなたに期待していないから

そして1つ目の「あなたが叱る必要がないぐらいに優秀だから」の理由はあり得ない理由です。

なぜならそれならもうあなたは部下の立場ではないはずだからです。

そもそもそんな人はいません。

いくら優秀でもまったく叱られないなんてことはありません。

叱られる回数は普通の人に比べて極端に少ないでしょうが、叱られることはあるはずです。

そうではなくて、まったくあなたの上司が叱らないのであればその理由は2つ目以外にはありません。

つまり、「あなたに期待していないから」です。

そうです、人は期待していない人には叱らないのです。

以前に学習性無力感の話をしました。

最初からダメな人なんていない。ダメになる環境に染まっていくだけ【周りの環境と学習性無力感】

人は自分がどう頑張っても相手が変わってくれないとわかるともう自分のその行為には意味がないと無力を学習します。

だからもうそうなると怒れないし、叱れない。

そもそも期待していないから、もう何が起こっても叱らないのです。

そうやって叱らない上司はできあがるのです。

しかしだからといってその原因はあなたにあるのかといえばそうとも言い切れません。

たしかにあなたに原因がある場合もあります。

何度言われても同じミスを繰り返す、いつまでたってもできない、そんなことがループしてくると上司は学習性無力感に支配されていくのです。

「この人にはもう何を言ってもダメだ」と。

ですが一方でその上司の叱り方、指導方法が悪いという場合もあります。

要は教え方が悪いからしっかり育たないということです。

この場合の非は上司にありますので部下は別に悪くないとなります。

これはどちらもあり得るので完全にこっちが悪いという区分けはできないです。

ですがたとえ上司が悪かったとしても、事実として今は一切叱らないとなっているのであれば、あなたはもう期待されていないのです。

残念ながらそれが真実です。

ですので上司が叱らない上司なのは完全にダメなのです。

その状況は終わっている状況なのです。

叱られるべき

その論理でいくのであれば、叱られるべきなのです。

叱られないのは期待されていないからということは、期待されているからこそ叱られるのです。

そこには叱るという手段を通じて、あなたを育てよう、能力開発を行おうという明確な意志があります。

みんな叱られることはイヤなものです。

なるべく叱られたくないってつねに思っています。

そしてこれは上司も同じなのです。

つまりなるべく叱りたくはないのです。

怒ったり叱ったりってすごくパワーを使います。

だから僕のようななんでも手抜けるところは手抜きたいと考える効率化人間からすれば、叱ることはすごく非効率なのです。

もともと使う予定じゃないところでエネルギーを消費しているようなもんです。

だからできる限り叱りたくない。

そんな時間は作りたくない。

でもそんな僕でも叱ることに時間を割くのは、そこに期待しているから、希望を感じているからです。

ですので叱られる人は喜ぶべきなのです。

それはあなたは期待されていますよという合図なのですから。

だから、みんな叱られるべきなのです。

まとめ

「あなたの上司が叱らない2つの理由」という表題にはしましたが、結論としては「たった1つの理由」となりますね。

それは「あなたに期待していないから」です。

あなたの上司はきちんと叱ってくれてますか?

叱らない優しい良い上司だな、なんて思ってたら大間違いです。

それはむしろ優しくない上司です。

なぜなら、もはやあなたに何ひとつ期待していないからです。

だから叱らないのです。

そのことに早く気づきましょう。

そしてそんな状況を危惧しましょう。

僕たちは「叱られたらダメだ」と教わってきましたが、本当は「叱られなかったらダメ」なんです。

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