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あなたの話は小学6年生に伝わりますか?【むずかしいことをやさしく】

人に自分の思いを伝えるってホント大変です。

まして仕事においては、上司の指示は部下に100%伝わっているものとして進んでいきますが、主旨がきちんと伝わっていないってことがたまに起こります。

今回は自戒を込めて、むずかしいことをやさしく伝えようって話をしていきます。

あなたの話は小学6年生に伝わりますか?【むずかしいことをやさしく】

結論

むずかしいことをどれだけやさしく伝えられるか?

 

そこに気を配りましょう。

むずかしくしゃべりたい病

これは僕にも過去にそんな時期がありました。

あえてむずかしく話す、専門用語を使う、最近知ったカタカナ用語を混ぜるなどなど。

こういう人って結構多くないですか?

これ自分では全然気づきませんが、かなーり痛い人です。

だから僕もかなーり痛い人だったと思います。

当時何をどうしたかったのかは今となってはわかりません。

ですが思い返してみるに、きっと自信がなかったんだと思います。

そして自分を大きく見せたかったんだろうなと。

しかしそれはまったく正反対の効果を生んでいたことに当時の僕は気づいていませんでした。

大きく見せるどころか、「何言ってるのか、よくわからん人」ってとらえられていたはずです。

それこそ医療に関わる仕事をしていますと、専門用語、カタカナ言葉のオンパレードみたいな場合があります。

まあそういう職場なんだから知っておくべきなのですが、わざわざ使う必要はないと思います。

というか、その言葉の意味を完璧に説明、定義できないくせに、これみよがしに使う人って結構います。

これは単純に自分を大きく見せるため、マウンティングするためだけに使っています。

過去の僕を含めこのたぐいの人たちは、むずかしくしゃべりたい病なのです。

自分をかっこよく見せたい病なのです。

でもこれは間違いなくダサい人です。

そして何より相手にまったく伝わらないのです。

やさしく伝える

劇作家・井上ひさしさんの言葉に次のようなものがあります。

むずかしいことを やさしく

やさしいことを ふかく

ふかいことを ゆかいに

ゆかいなことを まじめに書くこと

これは文章を書く場合に限らず、話す場合も同様です。

むずかしいことをやさしく話し、やさしいことをふかく問いかける。

そうすることが正しく伝える方法です。

井上さんはまたこんな言葉も残しています。

作文の秘訣をひと言でいえば「自分にしか書けないこと」を「誰にでもわかる文章で書く」と言うことだけなんですね

これもまた話す場合も同様です。

自分にしかできないこと、わからないことを誰にでもわかるようにする、わかるように提示すること。

このやさしく伝えるってことはとても大事なことですが、できている人ってそんなに多くないように思います。

そういう僕自身もできていません。

心のどこかで伝わらないことを受け手のせいにしている自分がいます。

なんでこんなに一生懸命頑張っているのに伝わらないの?

理解しようとしているの?

恥ずかしながらそんな傲慢な感想を持ったことが過去に何度もありました。

でもこう思うのは完全に一人よがりなわけで、そこにメタ認知は効いていないのです。

受け手がどう感じながら自分の話を聞いているのかという視点が一切ないのです。

結局、やさしく伝えるというマインドが欠けているからなんです。

これは相手を自分と同程度の理解力のある大人と認識しているからこそ生まれる誤解です。

だから伝わらないんです。

ここまでかみ砕かなくてもわかるだろう、という自分勝手な解釈なのです。

つまりきちんと伝えようとする努力を怠っているわけです。

それではいけないのです。

相手を理解力のある大人と思ってはダメなのです。

あなたの話している相手は小学6年生だと思うべきです。

相手が小学生だとして、はたして今の説明で伝わるか?

その視点が大切です。

もしくはこうとも言えます。

自分の親に同じことを話してはたして伝わるか?

つまり、それくらいかみ砕く必要があるということなのです。

大事なことはいかにやさしく伝えるかということ。

自分にしか理解できないことを、いかにして誰もがわかる表現で伝えるか。

これはとても大事なことですがとてもむずかしいことなのです。

まとめ

やさしいことをわざわざむずかしく言う人もいる中、むずかしいことをやさしく伝える人ってホント少ないと思います。

みんななりがちなのが「自分はきちんと伝えた。主旨が伝わっていないのは理解してない相手が悪い」という思考です。

でもここできちんと認識しておくべきは、そもそもあなたの話なんか伝わってないということです。

人は相手の話は聞いていてもそれを話し手の思ったとおりに理解することなんてほぼ不可能です。

みんな独自のバイアスがかかるし、思い込みも激しいです。

だからこそ小学6年生でもわかるような話し方が必要なのです。

誰が聞いても理解できる、誤解しない、そんな伝え方が求められるのです。

あなたの話は小学6年生に伝わりますか?

オヤジやオカンに伝わりますか?

伝わらないのであれば職場でも絶対伝わっていませんよ。

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