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あらためてレセプト業務って何なのか考えよう!【レセと残業と私】

現在絶賛レセ期間中です。

全国のレセプト担当者の人は今が一番の頑張りどころです。

そして医療事務で一番残業時間が出やすいのもこの期間です。

今回はレセプト業務とは、レセ残業とは何なのかというところをあらためて考えてみたいと思います。

あらためてレセプト業務って何なのか考えよう!【レセと残業と私】

結論

残業前提のマインドを捨てられるか否か?そこ次第です。

レセプトの本質

レセプト業務の本質は何かというと診療行為をお金に換えることです。

その収益を最大化させるために僕たち医療事務員がいます。

そして収益の最大化よりもさらに大切なことが利益を最大化させることです。

そのためには費用対効果を考えないといけません。

ですがなぜかレセプト業務にはその考えがあまり働いていないように感じます。

たとえばレセ期間以外であれば残業はしないでおこうと思っている人でもレセ期間中での残業にはあまりに無頓着な場合があります。

レセプト担当者にはときとしてレセプト残業が発生しますが、多くの担当者はそれがデフォルトであると勘違いしています。

つまりレセ期間は残業するものなんだという思い込みです。

そして残業は当然あるものなんだ、仕方ないんだとう決めつけです。

ですがそのような人たちはレセプト業務の本質が何たるかをわかっていません。

さっきも話したようにその本質とは病院収益の最大化なのです。

もうそれ以外にはありません。

極論すれば、どんな点検手段を使っていようが関係ないのです。

そんなことは経営者からすれば知ったこっちゃないのです。

そこに求められているのは結果のみなのです。

その結果とは査定されない精度の高いレセプトを提出するという1点のみです。

もうホントにそこだけなんです。

レセプトと時間

しかし、だからこそ残業が必要なんじゃないかという主張があります。

そしてそれを支持する勢力はことのほか大きいです。

これは思うに悪しき伝統、慣習の影響が強いです。

つまり、完全なマンパワー頼りで行っていた昔のレセプト業務のなごりということです。

確かに昔はレセプト業務=残業でした。

レセ期間に定時に帰れるなんておかしいじゃん、ちゃんとレセ見てねえんじゃねえの?そんな空気感でした。

今思えばすごく非効率な仕事の仕方だなって思う部分も多いのですが、かといって残業なしでできたかと言えば多分ムリだったろうと思います。

それぐらい昔のレセプト業務は人への依存度が高かったのです。

ですが今は昔と違います。

レセプトチェックシステムも普及し進化してきています。

目視で点検する箇所というのは確実に減っています。

なのに昔と同じように残業をしているというのであれば、それは点検者の怠慢です。

甘えです。

日中他の業務が忙しくてレセ業務まで手が回らないという言い分はわからなくもないです。

しかしだからといって半年前とまったく変わらない仕事の仕方、まったく減っていない残業時間であるならば、やはりそれはあなたの怠慢なのです。

仕事は考えて行うもの、という基本中の基本ができていないということなのですから。

そしてまた時間の使い方のマインドが間違っています。

過去にも何度も話していることですが、レセプト業務は潤沢に時間が確保できればいいというものではないのです。

むしろそれはマイナス部分の方が大きいと思っています。

つまり、パーキンソンの法則の餌食になるということです。

医事課の生産性とは? 【パーキンソンの法則】

たとえば、仮に日中に時間が空いてレセプト業務をそこに当てれられるとなったときに、あなたは密度の濃いレセ点検業務を行うことができますか?

これに「はい」と即答できる人は優秀な人です。

でもそんな人は少数派だと思います。

大部分の人たちは時間はあればあるほど使ってしまうのです。

つまり密度は薄まり作業時間だけが伸びていくということです。

これは人の性質であり、レセプト担当者の性質なのです。

よほど意識して仕事していない限り避けることは容易ではありません。

そしてこのことへの対処法というのは1つしかありません。

それは時間をしぼるということです。

つまり作業時間を決めてしまうということです。

これが唯一パーキンソンの法則から逃れる手段です。

密度の濃いレセプト業務を行う方法です。

だとするならば、日中忙しいから残業するというのは理にかなっていそうでかなっていないのです。

残業といういくらでも後ろに伸ばせる時間がある中では、密度の濃い、高い生産性の仕事ができる可能性なんてほぼないのです。

残業ありきでレセプト業務を組み立てている限り、生産性を上げて仕事していくことなんて絶対ムリなのです。

まとめ

レセプトは自己満の世界ですよね、って言われればレセプト担当者の人は心外に思うでしょう。

ですがホントにそうなんじゃないですかって思います。

精度の高いレセプトっていうけれど、その定義は何ですか。

すべて担当者の経験とスキルしだいではありませんか。

自分が納得いけば点検終了ですか。

それではあまりにもあいまいです。

レセプト担当者の人たちが毎月一生懸命頑張っていることは知っています。

その頑張りは十分評価します。

ただ思うのが、大部分の人には生産性の概念がない。

精度の高いレセプト、査定されないレセプトというアウトプットの部分だけに目がいき、どれだけリソースを投下したかというインプットの部分は大して気にしていないように僕には見えます。

つまりレセプト業務だから時間はかかって当然というマインドが消えないということです。

そしてそのような人に言えることは、間違いなく他の方法を模索していない。

今までやってきた自分のやり方だけを信じている。

でもそれじゃ昔も今も残業時間が変わらないのは当たり前の話です。

工夫次第で時間は短縮できます。

ただみんな試していないだけ。

残業前提のマインドを捨てられるか否か?

要はそこ次第です。

ぜひ捨ててください。

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