僕の好きな言葉は「No Attack No Chance」です。
No Attack No Chance
待っているだけでやってくるチャンスなんてない。
だから自分でつかみにいく。
攻めれば当然リスクはついてまわる。
すべて失敗で終わるかもしれない。
でもそれでもいい。
大事なのは攻める姿勢そのもの。
つねに前を向き自分を信じて突き進む。
”No Attack No Chance”
ここから先は自分しだい。
これは世界最速ともいわれる自動車レース「インディ500」の優勝者であり、元F1パイロットのレーシングドライバー佐藤琢磨選手が大切にしている言葉です。
仕事をしていてよく思うことが挑戦するというマインドがない人が多いなということです。
別な言い方をすると失敗を極端に嫌う人が多い、現状に甘んじている人が多いということです。
なぜそうなるのか、どうしたら挑戦心が育つのか、今回はその点にフォーカスします。
目次
【人生は攻めろ!】No Attack No Chance【挑戦なくしてチャンスなし】
結論
失敗なんか恐れずおもいっきり攻めよう!
挑戦し続けることが大事
挑戦と不安はつねに相互作用があり不安を上手く対処できれば挑戦することに向かえます。
しかし、不安→ストレス→挑戦しなくなる→不安→…となれば負のループとなっていきます。
そうならないためには自分のマインドセットを変えなければいけません。
まずは挑戦し続けるということが1番大事です。
しかしそれがなかなか難しい。
なぜなのか?
よくありがちなのがすぐに成果を求めてしまい、そうならないため続けられないというパターンです。
これは最近の漫画やドラマなどの影響もあるかと思いますが、何でもすぐに成果、結果が出ると錯覚してしまっている人が多いのではないかと思います。
それこそ漫画やドラマは読者、視聴者がいるので目に見えて成長、成功させていかないと飽きられてしまいます。
毎回毎回努力しているシーンばかりで全然成長していないように見える物語なんて誰も見てくれません。
ですが実際はそうなんです。
努力し続けることによって目に見えない成長が積み重なって、いつか成果となって現れるのです。
大事なのは挑戦し続けることなのです。
人生はコマと一緒
時代はつねに変化していくものなので、自分で変化していかないと振り回されてる感が出ます。
流されて変化していくのではダメなのです。
コマ回しのコマと一緒です。
コマはぐるぐる回りながらも倒れず安定しています。
それと同じで人生って変化し続けながら安定していくものです。
変化というのは上がったり下がったりしながら、長い目で見ると安定な線を描いているものなのです。
つまり変化することが安定感を作り出すことができる唯一の方法ってことです。
決意のストレス、無力のストレス
ストレスには次の2つのどちらかしかありません。
決意のストレス
変化し続けるんだ、つねに挑戦するんだ、そのために頑張らなきゃいけないというストレス
無力のストレス
変化したらどうにもできない、変化することが自分ではできないという無力感からのストレス
このどちらかしかないというのであれば、どちらを選択するのが自分にとってプラスかなんて言うまでもないでしょう。
2倍失敗しろ
「今の倍成功したければ今の倍失敗しろ」という言葉があります。
それほど失敗から学ぶことは多いのです。
はっきり言って上手くいっていることから学べることなんてありません。
そもそもなぜ上手くいっているかの要因がつかめないからです。
反対に失敗は学習の宝庫です。
自分をレベルアップさせてくれる材料がゴロゴロしています。
それを吸収できるチャンスなのですから願ってもないことなのです。
ですが誰しも失敗を恐れます。
しかしそれは失敗ととらえるから怖いのです。
やっぱりダメだった、ではなくてまだ努力不足だった、まだ経験が足りなかったととらえるべきなのです。
そうすれば失敗することが怖くなくなります。
またもう1つの方法が1回どん底の失敗経験をしておくことです。
そうするとその後の失敗はそれに比べると大したことではないように感じられます。
そうすることで失敗に臆することなくどんどん挑戦していくことができるのです。
どうせ死ぬんだから
失敗するのが怖いのはそれによって失うものがあるからです。
それは自分の自尊心であったり周りへ信頼感であったりの心の損失やもっと物理的なお金やモノの損失だったりです。
ですが人ってあと数十年すればどうせ死ぬのです。
死んだらすべてなくなるのだから、そんな目先のちょっとしたつまづきや損失をいちいち気にしていることはバカらしいです。
たとえすべて失ってもまたそこから作り上げればいいだけのことです。
ですが、そう思える土台のメンタルがしっかり確立していないのでみんな怖いのだと思います。
そうなると不安→ストレス→挑戦しなくなる→不安→…の負のループ状態へと陥っていくことになります。
ここから抜け出す方法はたった1つ。
それは「挑戦しなくなる」という部分を「挑戦する」に変えていくしかないのです。
不安だからこそ挑戦すべきなのです。
まとめ
挑戦するのにポイントとなるのが不安をどうとらえるかということです。
不安をただマイナスにしかとらえられないのであれば挑戦なんてできません。
そしてストレスもまたプラスにとらえられなければ挑戦できません。
大事なのは自分のマインドセットをどう保つかということです。
不安はエネルギーの源と知るべきです。
昨日のストレスを今日の力にする、不安を燃やして前に突き進む。
そういう考え方ができるようになればたくさん挑戦ができるようになります。
そして挑戦をたくさんし続ければその分成功する確率も上がっていくはずです。
当ブログではつねづねメタ認知こそが一番大事です論を展開しています。
実際働いていますと周りにはこのメタ認知力の低い人が結構な割合でいます。
僕もそうかもしれませんが。
そしてこのメタ認知力が低い人に共通するのが挑戦しないということです。
本人にとっては目の前のことで精一杯なのでしょう。
でも客観的に見ればすごく仕事の効率が悪いし、何よりそこには成長がありません。
でも本人は自分は頑張っていると思っているし、自分の仕事の方法が最善だと信じています。
そして変化を極力嫌いそのくせ仕事が行き詰まっても自分で変えることが一切できない。
その結果それがストレスとなり不安→ストレス→挑戦しなくなる→不安→…へのループに繋がっていきます。
医療事務って基本デスクワークの事務職ですが実際入ってみると想像以上にストレスがかかります。
これは業務の特殊性や対スタッフ、対医師、対看護師、対患者などの対人関係などさまざまな要因が関係しています。
ですがこの状況下で挑戦しない仕事への姿勢では絶対成長しませんし、なにより自分がただつらいだけです。
周りがどんどん変化していく中で自分が変化していないのであれば、その振り回され感だけで疲れていきます。
仕事なんてみんなほんとはやりたくありません。
または自分が好きなようにして好きな時間だけ働けたらそれは天国です。
ですがそんなことはありえません。
実際はめんどくさい仕事もややこしそうな仕事も当然回ってきます。
それを自ら取りにいくのか受け身でやらされるのか。
その違いによって自分へのストレス、やる気、成長がまったく変わってきます。
成長するためには必ずストレスは必要です。
ストレスがかかっていない仕事は仕事ではありません。
そしてストレスのない人生なんてなんのやりがいも感じられません。
ストレスのない人生なんてほんとつまらないです。
挑戦のない人生って楽しいですか?
成功とは挑戦と失敗でできています。
ぜひ失敗を恐れず挑戦し続けてください。
それは若い人も僕たちのような歳食った人も同じです。
「No Attack No Chance」
チャンスはつかみ取りにいくものです。