【ストレスに打ち勝て!】メンタル強化のためにやめるべき5つのこと

今回はメンタルを強くするためにはどうすべきか?ということについて話していきます。

仕事にはストレスはつきものです。

ですがストレスって決して悪ではありません。

ストレスとやりがいって表裏の関係なので、やりがいのある仕事には必ずストレスはついてまわります。

逆にいうとストレスのない仕事は楽かもしれませんが、達成感や充実感はあまり得られません。

そういう意味では、ストレスは避けるものではなくて乗り越えていくものです。

そうはいってもそれがたやすくできれば苦労はないわけで、みんなその乗り越え方が難しくて苦しんでいます。

ここで必要になるのが強いメンタルです。

社会人になりいろんな経験を積んでいけば、ある程度の耐性がついてきますのでメンタルも少しずつ強くはなっていきます。

しかし年齢を重ねれば重ねるほどメンタルは強くなるのかといえば、そうでもありません。

若くてもメンタルが強い人もいますし、反対にかなり大人でもメンタルが弱い人なんていくらでもいます。

だとすれば何がこの差を生んでいるのでしょう?

その答えはマインドセットです。

人は考え方1つでメンタルが強くも弱くもなります。

ですので意識してマインドセットを再構築していければ、それが立派なストレス対策にもなります。

大事なのはつね日頃から自分で意識してそれに取り組むことです。

そしてそのための基礎となる考え方を学び身につけることです。

どういう考え方がメンタルにいい影響を及ぼすのか。

普段してしまっているダメな考え方ってどんなものがあるのかを知っておくだけでも結果はかなり違ってきます。

そのポイントをこれから見ていきましょう。

【ストレスに打ち勝て!】メンタル強化のためにやめるべき5つのこと

結論

1.被害者意識を持つことをやめる

 

2.他人の目を気にすることをやめる

 

3.現状維持をやめる

 

4. リスクを避ける思い込みをやめる

 

5. どうにもならないことを悩むことをやめる

やめるべき5つのこと

1.被害者意識を持つことをやめる

被害者意識を持つのをやめて主人公意識を持ちましょう。

要するに誰かのせいにするのはやめましょうってことです。

自分が主人公である、主役であるという意識がないといろんなことを人任せにするようになり、他人軸で生きることになります。

医事課で仕事をしていておちいりやすい思考がこれです。

そして特徴的なのが他者依存が強いということです。

このような人は自分が主人公であるという意識を放棄してしまっています。

そして自分を可哀想って思っている。

変化がイヤ、できない理由を探すといった行動をとりがちです。

たとえば、仕事量を検討した上で上司が大丈夫と判断し新たな業務をCさんに与えます。

ですがCさんは猛烈に拒否してきます。

現状で手一杯でこれ以上はできないと言ってきます。

しかし、これはできないのではなくてしたくないだけです。

行動しない人は何かとできない理由を探し出し、行動できない自分を正当化しようとします。

人ってできる理由は探そうともしないくせに、できない理由はいくらでも探してきます。

いうなればできない理由探しの達人です。

ですがそうすることで、大事なものを失っていることには決して気づかないのです。

その大事なものとは経験とそれによる成長の機会です。

新しい仕事を覚えるのは自分のスキルを上げることができる絶好の機会です。

それをみすみす棒に振っているということに気づかないのです。

挑戦もせず経験もせず失敗もしない人が、そのままの状態でメンタルが強化されていくはずがないのです。

むしろ自分から逃げてばかりになるのでメンタルは弱くなっていきます。

もう1つ例をあげましょう。

自分の給料が少ない、残業が多いと嘆く人がいます。

そしてその人は、多くの仕事を抱えていて忙しいと感じています。

このとき思うのです。

一生懸命やっているのに報われていない私ってかわいそうと。

ですがその感情は間違いです。

まず一生懸命やっても報われないのは普通のことです。

あと自分をあわれんでも何の意味もありません。

これは自分に酔っているだけです。

本当に一生懸命な人はきちんと目標を見すえて進んでいるので、途中経過だけを見て自分をかわいそうだなんて思いません。

給料が少ないと感じるのであれば、自分のスキルをもっと上げてアピールするとか転職すればいいだけのことです。

自分で解決できることなのに、何も行動しないで自己陶酔にひたっているのは時間のムダです。

はっきり自覚するべきです。

自分はかわいそうではない、と。

2.他人の目を気にすることをやめる

他人の目を気にして生きることは、他人に支配されて生きていることと同じです。

親の目、上司の目、同僚の目、気にしだしたらきりがありません。

周りに気をつかいすぎて自分の感情を抑え込んでしまうことがメンタルには1番悪影響です。

親だろうと上司だろうと自分の感情は素直に伝えることが大切です。

人の顔色をうかがうことばかりしていたら、それは自分の人生のレールには乗っていません。

他人のレールを歩いていることになります。

自分の人生は自分で判断するしかありません。

そこに他人の意見が入る余地なんてないのです。

社会の枠組みの中では協調性はとても大事ですが、自分の根っこの部分は唯我独尊であるべきです。

まわりに流される必要はありません。

3.現状維持をやめる

仕事で成長していくために必要なことは、現状維持をやめて前に進むことです。

なぜ現状維持はダメなのか。

現状維持の何がメンタルに影響するのか。

それは現状維持とは自分がそう思っているだけであって、実際は下降しているものだからです。

周りが変化して上昇していく中、その場に留まっていることはすなわち後退を意味します。

周りと同じスピードで伸びてやっと現状維持なのです。

そこを意識していない人が大変多いです。

脳は大きな変化や抵抗が多いことをすごく嫌います。

だから人はそもそも大きな変化というものに適応しにくく作られています。

だからといってそのままにすれば、何も成長せずそしてチャレンジできない弱いメンタルしか残りません。

ここでも大事なのはマインドセットです。

変化することは不安ですが、その変化のネガティブな面ばかりを見ないことです。

しっかりポジティブな面も探すことです。

必要なのは小さなきっかけだけです。

小さな変化を恐れないことです。

小さな変化を受け入れることでそれが大きな結果につながります。

これを進めていくために必要なことは目標を掲げることです。

この明確な自分の目標がないから、現状維持でいいやというマインドになるのです。

しっかり自分の目標を持ちましょう。

現状維持を否定するマインドを持ちましょう。

4. リスクを避ける思い込みをやめる

リスクを避ける思い込みというのはほぼ幻想です。

リスクをとれないのは根拠のない思い込みのせいです。

世の中にゼロリスクなるものは存在しません。

多くの人はリスクとはできるだけ避けるべきもの、あるいは避けたいものと思っています。

しかしリスクとリターンは対の関係なので、あるリスクを避けるということはそれに対応したリターンを諦めるということでもあります。

ですのでリスクというのは避けるものではなくコントロールすべきものです。

コントロールすべきというのはつまりどのリスクを取り、どのリスクを取らないという取捨選択を自分の意思で決めていくということです。

そしてそれを行うには行動を起こさないと始まりません。

できるかできないかよりもやるかやらないかが大事です。

5. どうにもならないことを悩むことをやめる

ローカス・オブ・コントロールという概念があります。

これは行動や評価の原因を自己や他人のどこに求めるかという考え方を指します。

たとえば、試験で失敗した際に、原因の所在を努力不足や試験中のミスといった自分の内側に感じるか、もしくは運や問題の難易度、自分の環境といった自分の外側に感じるかという違いです。

つまり人には

・自分の行動の結果を自分の力で統制していると考える人

 

・外的な力によって統制されていると考える人

の2種類います。

そして、自分の力でコントロールしていると考える人が内的統制者、外側によってコントロールされているとする人を外的統制者と呼びます。

この異なった考え方、信念がローカス・オブ・コントロールなのです。

要するに自分の力でコントロールしていると考えるか、他者によりコントロールされているかと考えるかの違いです。

結論をいうとこれは対象とする事案によりけりで、自分できちんとコントロールできるもの、できないものの区分けをすることが大切です。

当たり前ですが物事のすべてを自分の思いどおりになんかできません。

しかしそこに悩む人って結構多いのです。

するべきことは課題の分離です。

そして自分でどうにかできる所に注力するのです。

つまり課題の分離を行いローカス・オブ・コントロール内のやるべきことをやる、というこの2点をきちんと行おうということです。

まとめ

 

物事はすべて自分のとらえ方で変わってきます。

たとえ職場で合わない人、ムカつく人がいたとしても「嫌いだわこの人」と思うだけではその人との関係性は悪くなる一方ですし自分の成長なんてないのです。

ましてそれが上司だったりするともう苦痛でしかありません。

ですがそこでその人を反面教師として見て「こういう言動が周りをイラつかせているんだな」とか「自分もしらずしらずのうちにそんな言動をしていないだろうか」と思えれば自分を成長させることはできるのです。

言い方は悪いですが、もうその人を人間として見るのではなくて実験の道具としてしまえばいいのです。

こう言えばこう返してくるんだ、こう行動すればこう反応するんだという風に実験用のヒトとしてつきあえば苦痛なんて感じません。

 

あと大切なことは他人に期待しないことです。

他人に期待するから自分の思いどおりにいかないことが起こるとイヤな思いをするのです。

他人はコントロールできないのですから、自分の感情をその人に乗せたところで何の意味もありません。

結局やることはたった1つ。

目の前の自分がやれることをやる。

それだけです。

 

メンタルを強くするために必要なことは自分に向きあうことです。

仕事で失敗した、怒られたというときにきちんと自分で要因分析できているかということです。

時間がなかったからとか、やることが多すぎてなんて言っているのでは話にならないのです。

それらはすべて逃げ、いいわけです。

逃げていて解決することはこの世には存在しません。

解決するためには自分で乗り越えるほかありません。

人間誰だって苦手な部分、弱点はあります。

ここでしっかり認識しておかないといけないことは、「弱み」と「弱さ」は違うということです。

弱みは努力次第で克服していけます。

ですが弱さは違います。

弱さとはその人のマインドそのものです。

そして本当の意味での弱さとは、自分と向き合えていない人のことを指します。

そんな人がメンタルを強くするなんてことは不可能。

まずすべきことは弱さからの脱却、つまり自分と向き合うことです。

あなたは自分としっかり向き合えていますか?

ストレスを味方にするのも敵にするのもあなたしだいです。

新しい年を迎えるその前に、今一度自分自身としっかり向き合ってみましょう。

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