医療事務ってなぜこんなにストレスを感じるの?【理由とその解決策も解説します】

医療事務の仕事に就いた時はやる気でいっぱいだったのに、いつの間にかストレスだらけで「医療事務辞めたい」って思ったことはありませんか?

でもせっかく就いた仕事なんだから長く続けたい、でもやっぱり辞めたいなんて葛藤は多くの医療事務員が経験していることです。

また、医療事務という仕事は好きで続けたいけど、ストレスに耐えきれなくて退職するっていう人も少なくありません。

そこで今回は、医療事務ってなぜこんなにストレスを感じるのか?という点を明らかにしていくと共に、その解決策も解説します。

この記事を最後まで読めば、今あなたが感じている仕事のストレスへの対処法がわかるはずです。

医療事務ってなぜこんなにストレスを感じるの?【理由とその解決策も解説します】

結論

 

ストレスを自分の力に変えるマインドセットを身につけましょう。

 

でもどうしても無理なら転職しましょう。

医療事務の5つのストレス

医療事務の仕事がつらい、ストレスがヤバいと思っている人はあなただけではありません。

はたしてそのストレスの原因は何なのでしょうか?

主な原因は次の5つです。

① 仕事が忙しすぎる

 

② 患者からのクレーム対応

 

③ 女性特有、女性多数からくる人間関係

 

④ 病院という職場の緊張感

 

⑤ 給料が低い

原因① 仕事が忙しすぎる

医療事務の仕事は多岐に渡ります。

仕事は非常に煩雑です。

多忙な毎日の上に、レセプトなど間違いが許されない業務も目白押しです。

大きな責任も重くのしかかってくる仕事のため、その分ストレスも大きいです。

原因② 患者からのクレーム対応

基本的にだいたいのクレームはすべて受付に回ってきます。

本来は医師や看護師に言うべきことも、なぜか医療事務員に言ってきます。

当然こちら側に非があれば謝りますし、必要な説明はします。

ただ独りよがりで理不尽なクレームも少なくありません。

相手は患者、こちらは医療事務員。

笑顔でホスピタリティ精神で、と言われてもそこには限界があります。

どうしてもストレスはたまっていってしまいます。

原因③ 女性特有、女性多数からくる人間関係

医療事務の職場というのは、女性特有の人間関係がどうしても影響してきます。

派閥があったり、陰口を言われたり、無視されたりと非常に面倒です。

ストレス耐性が低い人では、やられてしまう可能性が大です。

原因④ 病院という職場の緊張感

救急搬送や死亡など、それが日常的に起こる病院はつねに緊張感があります。

その緊張感に馴染めず精神的に疲れてしまう医療事務員も少なくありません。

そして現在においては、とにもかくにもコロナ対応です。

この終わりが見えない業務に、現場はもう疲弊しまくりです。

ストレスはたまる一方です。

原因⑤ 給料が低い

医療事務の給料が低い問題は、医療事務員なら誰もが悩んだことのある問題です。

みんなそんな高望みはしていないのです。

ただもうちょっとあってもいいんじゃない、そう思っています。

やっている仕事の内容と給料が見合っていない、ホントにもうそこだけです。

現場の最前線で頑張っているのに、コロナの対応も大変なのに、この給料じゃあ・・・って思っています。

ここでもやはりストレスはたまる一方です。

医療事務のストレスへの解決策

ストレスの原因が明らかになったところで、次はそれに対する解決策を見ていきましょう。

まず結論から言いますと、解決策は次の2つです。

・ストレスに対するマインドセットを身につける

 

・転職する

ストレスとマインドセット

まずマインドセットってなんぞやってことですが、要は思い込みのことです。

もっと簡単に言えば、とらえ方を変えるってことです。

つまり、ストレスに対する思い込み、考え方を変えてみましょうということです。

このマインドセットを変えることができれば、自分へのマイナスの影響をプラスにすることが可能になります。

とらえ方を変える

ストレスにはどんなイメージを持っていますか?

良いイメージか、悪いイメージかと聞かれれば迷うことなく悪いイメージですよね。

ストレスは諸悪の根源というのは、多くの人が抱いている感想です。

しかし研究結果によるとストレスが自分の体や精神に悪影響を与えているというよりも、ストレスが悪いという思い込みこそが悪影響を与えているという結果が出ています。

わかりやすくいえば「ストレスは健康に悪いと思い込んだ場合に限って有害」ということです。

たとえば研究結果によると、ストレスを体に悪いと感じている人は、死亡率が47%アップすると出ています。

つまりストレスとは自分のとらえ方しだいで、及ぼす影響は変わってくるということです。

人間関係のストレスとの向き合い方

とらえ方しだいで及ぼす影響は変わってくるといっても、人間関係はどうするんだ?そんな疑問があるはずです。

これについても答えは同じです。

とらえ方を変えましょう。

つまり、ストレスを与えてくる人はそのような人と認識して、そこから学ぶということです。

要は反面教師です。

【仕事のキホン】反面教師は最高の教師!

上から目線だとこんなに横柄に見えるんだなとか、自己中だとこんなに周りから拒絶されるんだなとか反面教師的な学びはいろいろあります。

そして自分がストレスを感じる人というのは普段自分が接触を避けているタイプの人ですから、こちらが理解しずらい行動や発言がたくさんあります。

それに対してどれくらい客観視できるのかというチャレンジだと考えれば、その人は自分を成長させるための絶好のターゲットになります。

自分のレベル上げのために存在しているんだと思えば、いいストレスと受け止められるようになります。

究極の解決策は転職

ストレスを自分の力に変えるマインドセットを身につけましょう、といってもそうはできない人もいます。

もともとのストレス耐性が低い人などがそうです。

自分なりには頑張っているけど、もうダメかもしれないって感じている人。

そんな人はもうスパッと転職してください。

職場を変えたところで、本人が変わっていなければ同じこと。

そんな意見ももちろんあります。

でも職場との相性というものは、少なからずあります。

今いる職場でのストレスに耐えるのがつらすぎるという人は、転職という選択肢があることを認識しましょう。

まとめ

どんな仕事にもストレスはつきものです。

ストレスのない仕事なんてありません。

その中においても、医療事務はかなりストレスを受けやすい職種です。

そのストレスを自分で上手くコントロールできなければ、いつかは押しつぶされることになります。

ぜひストレスを自分の力に変えるマインドセットを身につけましょう。

それが難しいのであれば転職しましょう。

あなたを守れるのはあなた自身しかいないのですから。

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