医療事務は残業が多い、レセ期間は忙しい!ってホント?

また昨日からレセ期間が始まっています。

ホントに1ヶ月ってあっと言う間です。

新年早々の大変なレセ業務が終わったと思っていたら、もう2月の請求業務の時期です。

「もうレセなの?」「今月も残業かあ」なんて思っている担当者の人もきっと多いことでしょう。

そしてここで世間一般のイメージでもあり、担当者が持っている共通の思いがあります。

それは「医療事務は残業が多い、レセ期間は忙しい」というものです。

今さらそんなことは、言うまでもなくわかっていることでしょ、って思っている人はきっと多いはず。

僕も昔はそう思ってました。

でもちょっと待ってください。

その前提って動かしようのないことですか?

つまり医療事務は残業が多い、レセ期間は忙しい、っていうのはただの決めつけ、思い込みなんじゃないかって僕は思っているということです。

それは「レセ期間は忙しい」という一種のバイアスなのではないでしょうか?

今一度、レセ期間に対するとらえ方、向き合い方を見直してみませんか?

この記事は残業を減らしたいと思っている人のきっとヒントになるはずです。

医療事務は残業が多い、レセ期間は忙しい!ってホント?

 

結論

 

レセ期間は忙しいというのは思い込みです。

 

実際本当に忙しいというのならば、何の取り組みもできていないか、改善がなされていないということです。

レセ期間は忙しくて残業が多い

レセ期間は特別期間

医療事務といえばレセプトというぐらい、それは医療事務の中心的業務です。

医事課の最大のミッションは診療行為をお金に換えること、その利益を最大化させることにあります。

そしてレセプト点検の本質は何かといえば、病院の収益につなげるためのお金の請求です。

だからレセ期間は特別重要な期間とみんな見ています。

そして現にそうです。

しかし、あまりにもレセ期間を特別視しすぎなのです。

10日が提出日だから、それまでの月初の期間は大事だし忙しい。

聞くとそうだよねとは思いますが、いたって当たり前のことです。

提出前に確認作業に追われるのは、どんな仕事にでもいえることです。

そして医療事務では毎月10日と期日は決まっています。

だとすれば、別にその期間に忙しくせずとも事前準備を周到に行っておけば、そこまで忙しくすることもないのです。

たしかに入院レセだと31日の診療分は1日にならないと入力できません。

そういう意味では事前準備などできません。

しかし、それは極論です。

ここで指す意味はそういうことではありません。

たとえば、仮にレセプト期間が8日間ある(土・日を抜いたとして)としましょう。

そうすると、そのスケジュールはかなり前からわかっているのですから、残業を減らすための何らかの対策は打てるはずだということです。

しかし残業して当たり前と考えている人には、そんな対策は何もないのです;

つまりレセ期間は残業やむなしの特別期間と見なしているということです。

頭の中は昔のまま

レセプト残業というのは、ある意味現在まで残されてきた悪しき慣習という側面があります。

僕も昔はレセ期間といえば、当然残業するものと思って仕事をしていました。

たしかに昔(20代の頃なのでかなり昔です)は紙カルテ、紙レセプトでしたので、完全にマンパワーと時間を投入しないと業務をこなすのは無理でした。

それでもどこか効率化できる部分はあったのでしょうが、周りの誰もそんなことは考えていませんでした。

ただただ膨大な量、連日深夜までの作業が目の前にあるだけです。

今振り返ると生産性が低すぎて笑ってしまいますが、当時はそれが普通と思っていました。

今思うとその当時は、残業もやむを得なかったです。

今の自分で当時の残業をゼロにしろと言われても、まず無理です。

昔のレセプト業務はそれほどハードワークでした。

ただ「あの頃は大変だったけど俺頑張っていたよな」という美化している所も否めません。

ですがそのバイアスが入っていたとしても、やはり残業は致し方なかったです。

そしてそのような昔の事実が、いまだ現在のレセプト業務に影響しています。

確実にテクノロジーは進化しているのに、僕たちの頭の中は昔のままなのです。

プライオリティとパーキンソンの法則

プライオリティとは優先度のことです。

このプライオリティを無視して仕事をしている人って結構います。

そしてまた与えられた時間を、時間一杯まで存分に使う人もかなり多いです。

結局5日あれば5日使うし、2日しかなければ2日でやってしまうってことです。

そうなるともう何を基準に仕事をしているのかがわかりません。

あなたのさじ加減1つですか?って思っちゃうってことです。

医事課の生産性とは? 【パーキンソンの法則】

残業は頑張っている証?

残業していると頑張っていると見られる。

これも昔の悪しき慣習のなごりでしょう。

ですがこれはまったく逆です。

それは時間内に頑張っていない証です。

自分のタイムマネジメントができていない証です。

仕事のできる、できないって先読み力が高いか低いかです。

そこが低い人は上司からも評価されません。

どれだけ時間内に効率的に業務をこなすか?

注力しないといけないのはそこです。

レセ期間は特別な期間じゃない

レセ期間とはその期間を指しているだけであって、そこに特別な意味はありません。

レセプト請求に関して集中的に業務を行っているだけのことです。

そして先ほども述べたように、その期間は事前にわかっています。

だとするのならば、そこに向けたひと月のスケジュールをきちんと立てておくことが大切です。

月末までは定時に帰っていたのに1日になったからといって、急に20時まで残業をしていてはおかしいということです。

それは仕事のやり方、とらえ方が間違っています。

結局10日の提出日に向けて、日々業務を進めていくという意識が必要です。

つまり10日が提出日なら、11日から翌月9日までをレセプト期間ととらえておく必要があります。

そしてそのとらえ方ができるのであれば、仕事の逆算ができます。

つまり、すべて時間内で終わらせるためには、いつまでに何をどこまで進めておく必要があるのかという計画が立つということです。

大事なのは担当者個人のマインドセット、そしてもっと大事なのはそれを指揮する上司のマインドセットです。

レセ期間の残業をどうやって減らしていくか?

それではレセ期間の残業を減らすには、どうすべきかを見ていきましょう。

小さな締め切りを設定する

これはパーキンソンの法則の対応策でもありますが、リミットをこまめに設けるということです。

それこそ10日提出だけのリミット設定とすると、間違いなく人は目一杯まで時間を使います。

それを避けるためには、小さな締め切りをこまめに設定することが必要です。

そうすることによって、膨大な時間のムダ使いを防ぐことができます。

レセプトチェックソフトは徹底カスタマイズ

ここが肝です。

この部分の時間を惜しまないことです。

査定結果を徹底的にフィードバックさせて作り込みましょう。

自院独自のチェックソフトにまで育て上げることが必要です。

物理的作業を削れるところまで削る

つまり見なくてよいレセプトを1枚でも多くするということです。

そのためには上記のカスタマイズが重要です。

また紙レセプトとして出さないという方法もあります。

PC端末上やタブレット端末上でチェックするというやり方です。

この方法は昔から紙レセでの点検に慣れている人にとっては、結構抵抗があるはずです。

ですが紙出力というだけで、かなりの手間が取られています。

一度端末チェックも試した上で比較検証すべきです。

また、そもそもレセプト形式で見ないという方法もあります。

これは各チェックソフトで方法が異なりますが、点検リストをCSVでエクスポートするというやり方です。

このように方法は様々ですが、大事なことはつねにやり方を考えるということです。

固定化された今のやり方にとらわれずに、査定を受けないレセプト作成の最速の方法を試して進化させながら仕事を進めていきましょう。

まとめ

 

レセ期間が忙しい、特別な期間ととらえるのは思い込みです。

いやいやどうやったって忙しいという人は、忙しさを取り除く努力を怠っているだけです。

もしくは間違った努力を続けています。

極論すれば、レセプト提出日以外はすべてレセ期間です。

その残りの30日間をどう使うのか、そのスケジュールの組み方と管理が重要なのです。

また残業は効率が悪いことを認識しましょう。

あなたがレセプト請求のプロであるならば、問われるのは結果のみです。

結果とは請求額の最大化、そして査定率の低さです。

そのためには高いレセプト精度が必要です。

高いレセプト精度を生み出すのは、高い知識と集中力。

そこに時間の長短は関係しません。

ぜひレセ期間のとらえ方を変えてください。

あなたの働き方をぜひ変化させていきましょう。

【医療事務のウソ】レセプト残業なんてホントはいらない!

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