今回は「重症度、医療・看護必要度」について見ていきます。
目次
【2022診療報酬改定】第2ラウンドを見る【中医協ウォッチ㉒】<重症度、医療・看護必要度>
結論
心電図モニター・点滴ライン同時3本以上が評価から削除される可能性は十分あります。
重症度、医療・看護必要度
心電図モニターと点滴ライン同時3本以上
・退院前日・退院日にも心電図モニター管理に該当する患者が一定程度いる
・点滴ライン3本以上の管理をしながら、使用薬剤が2種類以下の患者が一定数いる
→純粋に患者の状態を反映しているとはいえない
シミュレーション結果
・心電図モニターを削除した場合、現行の基準を満たしている患者のうち、看護必要度Iで18.9%、看護必要度IIで11.9%が満たさなくなる
・心電図モニターを削除した場合、急性期一般入院料1では18.0%が基準を満たさなくなる
3つの考え方でさらなるシミュレーション
※急性期一般入院料1はふるい落としの対象のため、心電図モニター等削除される可能性は十分あります。
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