昨日に引き続き議論の整理を見ていきます。
今回は「Ⅱ 患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現」です。
ごまお
目次
【2020診療報酬改定】議論の整理を整理する その2【中医協ウォッチ】
結論
自院にとっての重要ポイントを押さえシュミレーションを進めましょう。
診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)
資料→令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)
Ⅱ 患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
Ⅱ 患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
Ⅱ-1 かかりつけ機能の評価
Ⅱ-2 患者にとって必要な情報提供や相談支援の推進
Ⅱ-3 地域との連携を含む多職種連携の取組の強化
Ⅱ-4 重症化予防の取組の推進
Ⅱ-5 治療と仕事の両立に資する取組の推進
Ⅱ-6 アウトカムにも着目した評価の推進
Ⅱ-7 重点的な対応が求められる分野の適切な評価
Ⅱ-7-1 緩和ケアを含む質の高いがん医療の評価
Ⅱ-7-2 認知症の者に対する適切な医療の評価
Ⅱ-7-3 地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療の評価
Ⅱ-7-4 難病患者に対する適切な医療の評価
Ⅱ-7-5 小児医療、周産期医療、救急医療の充実
Ⅱ-7-6 感染症対策、薬剤耐性対策の推進
Ⅱ-7-7 患者の早期機能回復のための質の高いリハビリテーション等の 評価
Ⅱ-8 医薬品、医療機器、検査等におけるイノベーション等の新たな技術を 含む先進的な医療技術の適切な評価と着実な導入
Ⅱ-9 口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配 慮した歯科医療の推進
Ⅱ-10 薬局の地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価、対物業務か ら対人業務への構造的な転換を推進するための所要の評価の重点化と適 正化、院内薬剤師業務の評価
Ⅱ-11 医療におけるICTの利活用
■回復期リハ病棟
・回復期リハ病棟1・3・5 リハ実績指数の基準値を引き上げる
・制限規定(発症後2か月等以内の回復期リハビリ病棟入院料算定)を廃止する
・データ提出加算 → 200床未満の回復期リハ病棟への提出対象拡大
・特定機能病院では回復期リハビリ病棟入院料の届け出は不可とする
■慢性期機能
・医療区分 → 「中心静脈栄誉」長期実施患者への「感染リスク軽減対策」の要件化
・排尿自立支援指導料 → 指導医師要件などの緩和
・データ提出加算 → 200床未満の回復期リハ病棟への提出対象拡大
■入院ポリファーマシー対策
・薬剤総合評価調整加算 → 「(病棟薬剤師の)減薬に向けた総合評価等プロセスを評価」する新加算の創設
■フォーミュラリ加算は明記されず → 次回へ持ち越しが濃厚
■リハビリテーション
・リハビリ計画書 → 書式の簡素化
・経口摂取回復促進加算2 → STの専従要件の緩和
・摂食機能療法 → 栄養士、看護師などの摂食嚥下訓練チームを新たに評価
■ICT
・「DtoPwithD」のオンライン診療の評価
・ビデオ会議などの他職種、多機関の退院時共同指導をさらに推進
■認知症ケア加算の評価の見直し
■がんゲノム医療の推進
■療養・就労両立支援指導料・相談体制充実加算の算定要件見直し
■緩和ケア病棟入院料の要件厳格化
■抗菌薬適正使用支援加算の要件見直し
ごまお