【2022診療報酬改定】早わかり1分解説 その①<重症度、医療・看護必要度>

2022年3月4日厚生労働省は2022年度診療報酬に関する関係告示の交付・通知の発出を行いました。

資料は膨大ですが自院に関係するところは漏れなくチェックしましょう。

また前回同様YouTubeにて改定内容説明動画が配信されていますので、まだ全然読み込めていないという人はそちらもどんどん利用しましょう。

 

本日2022年診療報酬改定の答申があり、いよいよその全貌が明らかとなりました。

今後は3月上旬の告示に向けて進んでいきます。

当ブログでは注目すべきポイントを何回にも分けて解説していきます。

詳しい内容は実際にその内容を読み込んでもらうか、他のサイトやブログの解説を読んでもらうとして、ここではひとつのポイントを1分でつかんでもらうことに主眼を置きます。

まだ全然把握してねえぜって人も今から1パートずつ見ていけばかなり詳しくなります。

少しずつですが見ていくことにしましょう。

【2022診療報酬改定】早わかり1分解説 その①<重症度、医療・看護必要度>

 

結論

 

・「心電図モニター管理」は削除

 

・「点滴ライン同時3本以上の管理」を「注射薬剤3種類以上の管理」に変更

 

・「輸血や血液製剤の管理」の点数を2点に変更

 

・  急性期一般入院料1(許可病床数200 床以上)算定病棟の「看護必要度II」を要件化

(2022年12月31日までは経過措置あり)

医科診療報酬点数表

令和4年度診療報酬改定に関する厚労省サイトはこちら

令和4年度診療報酬改定説明(YouTube)はこちら

重症度、医療・看護必要度

 

 

<ポイント>

見直し後の評価基準によって急性期一般入院料1を維持できるのかどうか。

入念なシミュレーションが必要。

急性期一般入院料1(許可病床数200床以上→必要度I:31%以上)は経過措置としてのみの基準値となる。

 

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