【2022診療報酬改定】早わかり1分解説 その②<急性期充実体制加算>
結論
充実した急性期入院医療を提供する急性期病棟を評価する「急性期充実体制加算」が新設されます
急性期充実体制加算
施設基準を満たすための必須要件
・急性期一般1病棟を持つ医療機関
・手術等の実績基準を満たす
・24時間の救急医療提供体制を敷いている
・ICU等の届出
・感染対策向上加算1の届出
・画像診断・検査を24時間実施できる体制を確保
・薬剤師が夜間当直を行うことにより、24時間の調剤実施体制を確保
・精神科リエゾンチーム加算・認知症ケア加算1または2を届出
・院内迅速対応システム(RRS)の体制
・外来縮小体制を敷いている
・手術・処置等の時間外加算1・休日加算1・深夜加算1の取得が望ましい
・療養病棟・地域包括ケア病棟を保有しない
・病床数に占める急性期病床の割合が9割以上である
・同一敷地内に介護保険施設を設置していない
・「敷地内薬局」を設置していない
・以下のいづれも満たす(・平均在院日数14日以内・一般病棟から同一病院の他病棟への転棟割合が1割未満・入退院支援加算1または2の取得)
・敷地内禁煙
・第三者評価を受けている
・総合入院体制加算を取得していない
※急性期充実体制加算と総合入院体制加算の併算定は不可。