今週のイチオシ記事 → 【仕事のキホン】反面教師は最高の教師!

マジで仕事が早いのは損って思ってる?

今回の話は以前にも何度かしたことがある話です。

ですので聞いたことがある主張や言い回しもでてくる場合がありますがご了承ください。

逆にいえば何度もいうくらいに大事な点だということです。

今回の点はホントに多くの人が間違った考え、マインドを持っていると思うのでぜひ考え方を変えていってほしいなという願望を込めて述べていきます。

ごまお

損でしょ。だって早く終わったらまた違う仕事振られるやん

 

マジで仕事が早いのは損って思ってる?

結論

そのマインドが損です。

仕事が早い人には余計に仕事が回ってくる論

これは医療事務に限らずどんな仕事であってもあてはまることで働いている皆さんが一番分かっていることだと思います。

私たちの給料は固定給です。

残業代がないとすればそれこそ月々の給料はまったく一緒です。

ですのでどんなに一生懸命働いても反対に適当にさぼっていてももらうお金は同じ額です。

だとするならばより楽に稼ぎたいというのは人間の本能としては必然の思考だとは思います。

ですが私たちは人間です。

そこには理性が働かないといけない。

だとしたら楽に稼ぐというホントの意味を自分で見つけ出す必要があります。

そしてその方法は手を抜くということではない、ということはよく考えれば分かることなのです。

ですが多くの人はその部分をよく考えていないのです。

そして「できる人には余計に仕事が回ってくる論」を極力避けようとします。

これは新人ではほとんどないです。

該当するのが中堅クラス以降の人たちです。

もうその人たちは慣れがダレになっている、ただそれだけです。

自分の担当業務の範囲、一ヶ月の流れ、一週間の流れ、一日の流れすべて把握した上で完全に自分でコントロールしています。

そして明らかに時間の余裕が生まれそうな仕事であっても上手い具合に調整します。

調整とは良い言い方で普通に言って手抜きです。

そしてこれは最初は意図的だったはずですが、それが長く続くことによってやっている本人でさえもそれがスタンダードな仕事への取り組み方だと錯覚していってしまうのが怖いところです。

もうそれが普通となってしまうわけです。

そして更にその人たちは熟知しています。

仕事が遅いのはダメだが早すぎるのはもっとダメだということを。

仮に早く終わりすぎた場合、他の仕事が回ってくるのは確実です。

しかしそれは本来の自分の仕事ではない。

余計に仕事をしたところで給料が一緒ならするだけ損、というロジックです。

だからあらゆる仕事において調整を使うのです。

「仕事が早い人には余計に仕事が回ってくる論」に対しては「ひたすら調整」というワザで対抗するのです。

ホントの損って何?

ここに入院係のAさんとBさんがいます。

Aさんは循環器内科担当、Bさんは消化器内科担当です。

レセプトの難易度、ボリューム的にもあまり差はありません。

2人とも4日で仕上げるようにと言われています。

しかしこの場合上司の見立てがゆるすぎたとしましょう。

Aさん、Bさんも普通にやれば3日で終わりそうということが分かっています。

ここで2人の思考に違いがでます。

A:3日で終わらせてあと1日は違う仕事をもらおう

 

B:3日で終わるがちょうど4日で終わらせよう

この場合のBさんの思考が「余計に仕事が回ってきては損」というものです。

「自分の担当業務はしっかりこなしているのだから何が悪い」という考えです。

これは何が悪いかというと「何が悪い」と思うこと自体が悪いのです。

仕事をすることが損という発想が悪いのです。

余計に仕事が回ってくることがホントに損なことなのかをしっかり考える必要があります。

そしてしっかり考えれば分かるはずなのです、

自分の思考がどれくらい損失を招いているかということが。

仮にAさんが余った残りの1日で整形外科のレセプトの応援に入ったとしましょう。

それが毎月続けば1年後にはAさんは整形外科のレセプトも見れる人になっているはずです。

かたや調整一辺倒のBさんはどこまでいっても消化器内科のレセプトしか見れない人です。

この場合Bさんにとってはすごい損なのです。

なにが損かといえばBさんの市場価値にとってです。

見るべきは上司ではなく医療事務市場。

市場価値を高める努力を怠ってはいけないということは以前に述べたとおりです。

あなたの市場価値は高いですか?【井の中の蛙大海を知らず】

市場価値という点でいくと入院係は医療事務というくくりの中では比較的市場価値は高いです。

入院レセプトが見れて外来レセプトが見れるというのは普通にありますが、その逆はないです。

いくら外来レセプトに精通していても経験がなければ入院レセプトは一切見れません。

経験しないとDPCが何なのかということをホントに理解することは難しいです。

そしてそのような人材はそんなに多く市場に出て来ません。

逆にいえば入院レセプトに精通していて、DPCに深い理解があってそのスキルを病院経営に活かせる人材ならばほしい病院はいくらでもあります。

ですので高めるべきは市場価値なのです。

その場合いくら入院レセプトが見れるといっても内科系しか分からないのであれば評価は半減します。

外科系レセプト、特に手術関係に強くなければ入院レセプトに精通しているとはいえません。

ですので入院係としては内科系、外科系まんべんなく理解していないと話にならないのです。

そう考えるとBさんの思考だとこの先も一切市場価値は上がらないのです。

これを損と言わずして何を損と言うのでしょうか。

Bさんの行為は他の分野を学ぶ機会を損失しているだけの行為であり自分の価値を下げているだけなのです。

ホントの損ってどういうことなのか、目先じゃなくもっと俯瞰して見る必要があるのです。

生産性と市場価値

私たちが目指すべき仕事の在り方とはひとことでいうと高い生産性の維持です。

もうここに尽きます。

生産性を常に上げることを意識して常に仕事にのぞまなければいけません。

結果的にそれが自分の市場価値を上げる役割をも果たすのです。

しかし医事課で生産性の話をしてみてもみんなピンときていません。

「生産性って工場とかの話なんじゃ・・・」

「医療事務と生産性ってどう関係してるの」

みたいな反応が多いです。

そして生産性とは何かを理解していないものだから「時間内でできなかったものは時間外の時間を投入すればいいんだ」という安易な発想しか生まれてこないのです。

そしてまた「早すぎる仕事のやり方は損」というトンデモ理論に行き着くわけです。

本来持つべき思考とは

早く仕事が終わる→新たな仕事が回ってくる→さらに生産性を上げる方法を考える→早く仕事が終わる→・・・

という正のスパイラルなのです。

これには損なんて何もありません。

得しかありません。

自分の市場価値が上がることが損だなんて思う人は一人もいないはずです。

まとめ

仕事が早くて損なんてことは普通に考えてもかなりおかしな思考です。

ですが多くの人がそう思ってしまうほど仕事の損得ってみんな気にすることなのです。

ですがそのマインドをなくすことの方が先決です。

仕事で損なことなんてありません。

損なのはそういう思考に行き着くあなたのマインドです。

「事実は変えられなくてもとらえ方は変えられる」

すべては自分しだいです。

まだまだ成長したいと願う人は仕事で損という概念を消し去るべきです。

すべて自分の得になると思えばいい。

「いややっぱり損なことって絶対ある」って思う人はそれでもいいと思います。

ですがそれなら自覚すべきです。

もう一切の成長をしない道を自分は選んでいるということを。

それでも結構という人ならもう特に述べることはありません。

ですがそんな仕事姿勢でホントに楽しいのかなって思います。

楽しくないようにしているのは自分自身なのではないでしょうか。

ごまお

自分の生産性を上げていくことに尽きるんやな

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