【2020診療報酬改定】短冊を読もう! その④<回リハ>

今回は回復期リハビリテーション病棟入院料について見ていきます。

ごまお

ポイントはどこか?

【2020診療報酬改定】短冊を読もう! その④<回リハ>

 

結論

回リハの質というものがますます問われてくることになります。


<ポイント>

■<実績指数>

回復期リハビリテーション病棟入院料1 37→40

回復期リハビリテーション病棟入院料3 30→35


■インフォームドコンセントの強化


入院患者に係る要件から、発症からの期間に係る事項を削除する

■制限規定(発症後2か月等以内の回復期リハビリ病棟入院料算定)を廃止


回復期リハビリテーション病棟入院料1の施設基準である、「当該病棟に専任の常勤管理栄養士が1名以上配置されていることが望ましい」とされているものを専任配置に変更する

■回リハ1では管理栄養士の専任配置が要件に


ごまお

制限規定(発症後2か月等以内の回復期リハビリ病棟入院料算定)の廃止が大きなポイント。これまで転院できなかった患者においてベッドが空くまで待機という選択肢もでてくる。そうなるとFIM利得が困難になるということと、待機先の前方病院の在院日数が伸びる。制限規定を廃止しても算定日数上限と実績指数導入により早期リハビリは後退しないという厚労省の判断だが、現場の運営はよりシビアになる。

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